ネットワーク計装部品 MsysNet システム
エムシスネット
MsysNetニュース
No.26

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受注状況

  ●台湾にあるデータを日本で収集するシステム

 MsysNetシステムは、遠隔データ収集/監視(スーパーテレロガー)システムを電話回線を使い、経済的な費用で構築することを得意としていますが、ついに海を越えて国外からデータを収集するシステムが登場しました。
 台湾のLNG基地にあるガス検知器のアナログデータとステータスデータを、横浜にあるユーザーで必要時に呼び出して解析するというシステムを受注しました。ガス検知器は18台あり、それぞれにアナログとステータス信号が各1点、合計各18点の信号が対象です。
 最初は図1のように台湾と横浜との間でエム・システム技研製モデム(形式:MOC1)を使用して、国際電話でデータを収集する案が考えられました。しかし、納期が短かったため、NTTではすでに認定されているMOC1を、台湾で使用する場合の準備が間に合わない恐れがあり、結局図2のようなシステムが採用されました。このシステムで実現された機能は次のとおりです。
 (1)台湾の現場からMsysNetを使い1時間ごとにデータを収集し、アスキー通信ユニット(形式:SMDF)経由でパソコンに取り入れ、それをテキストファイルにして、1日単位でハードディスクに格納する。
 (2)格納されたデータファイルを、必要時にパソコン通信で横浜側が読み込む。
 簡易なシステムであるため、システム構築の期間が短く、費用も低く抑えることができました。
 近年、パソコン通信が容易にできるようになり、MsysNetのデータをパソコンに取り込みさえすれば、通信トラブルもなく、全世界に送ることができるという実例です。

製品情報

 ●スーパー演算器

 MsysNetシステムは、「ネットワーク化した計装部品」という発想を基本的なシステムコンセプトに据えて開発されました。したがって、「計装部品」である各種ユニット機器の組み合わせ方によって、ユーザーの目的に応じた様々な種類のシステムを、自在に構築できるという点が大きな特長です。MsysNetニュースでは、これまでに、システムバリエーションの実例の数々をご紹介してまいりました。
 一方、システムの構成要素(「計装部品」)であるユニット機器群に着目すれば、これらを機器単独、もしくは簡単に組み合わせて使用することによって、有効で価値の高い機能を実現できます。今月号以

     






















図1





図2
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