8.演算のできるテレメータ

 分散形テレメータの入出力ユニット(形式:SML)には、内部のマイクロプロセッサにより32種の演算と1000ステップのシーケンス機能が内蔵されています。その理由は、ワンループコントローラ(形式:ABA)に使用しているのと同じマイクロプロセッサを使っているためです。
 アナログ量の加算やリニアライズ機能、パルス積算なども入出力ユニットの仕様に対応してそれぞれ実現できます。

9.記憶のできるテレメータ

 公衆回線を利用したテレメータの場合、未通信時データが欠損します。このためデータ記憶機能をもつテレメータが必要になります。
 プラグイン形テレロガーインタフェース(形式:SMDJ)では2000データの記憶、またノートブック形テレロガー(形式:TLX)では25~200万データの記憶ができます。このような記憶機能を利用して、リモートメンテナンスや運転時間記録など、様々なシステム構成要求におこたえできます。

10.メンテの楽なテレメータ

 高度な管理への要求が増加してきたため、多数の測定箇所に小容量伝送のテレメータを備えることが必要になり、納入後のメンテナンスが重要なポイントになっています。
 分散形テレメータでは、避雷器、モデム、入出力ユニットがすべてプラグイン構造になっていますから、定期点検や交換が容易に行えます。

     


リモート入出力ユニット
(形式:SML、
価格10~18万円)

テレロガーインタフェース
(形式:SMDJ、開発中)

テレロガー
(形式:TLX)

モデム、モデムインタフェース
入出力ユニット

避雷器
(エム・レスタ)
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