ホットライン日記


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 Q:測温抵抗体センサからの信号をエム・システム技研の測温抵抗体変換器(形式:RBS)で統一アナログ信号に変換し、記録計に取り込むシステムを計画しています。ただし、設置場所が危険場所であり、本質安全防爆のシステムを構成しなければなりません。今回は、バリアとして横河電機製の安全保持器(BARD-300)を図1に示すようにセンサと変換器の間に使用することを考えていますが、問題ないでしょうか。



 A:結論から言いますと、図1の組み合わせで問題はありません。エム・システム技研の測温抵抗体変換器(形式:RBS)は測温抵抗体へ2mAの定電流を流して測温抵抗体に生じる電圧と変換器内部にある基準電圧との差を温度信号としています。測温抵抗体と変換器の間の導線の許容導線抵抗は、1線あたり200Ωです。BARD-300の内部抵抗は各チャネルあたり130Ωなので、なお、70Ωの余裕があります。この余裕分が、測温抵抗体と温度変換器間で使用できる最大導線抵抗値になります。





 Q:2つのタンクレベルの差の計測にエム・システム技研のデジタル式演算変換器(形式:JF、入力DC4~20mA、加減算式モード)を使用しています。今回、定期点検でJFを校正するため、ループから切り離し、図2に示すように1台の信号発生器から模擬信号(DC4~20mA)を入力したところ、正しい値が出力されません。変換器は故障しているのでしょうか。



 A:変換器は故障していないと考えられます。信号発生器が1台しかないため図2に示すように接続をしたと思いますが、図2の接続では、入力信号2に信号発生器からの電流信号は流れません。その理由は、図3に示すJFのブロック図を見ていただければ分かる通り、JFの入力回路で、入力信号1と入力信号2のマイナス側がコモンになっているためです。図3をもとに説明すると、信号発生器か

     















図1











図2


図3
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