1998年2月号

ホットライン日記


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をしない構造になっています。本質安全バリアは、安全な区域から爆発性雰囲気が存在する危険場所への電気エネルギーの流れを制限する機器で、今回のご質問の場合は、図2に示すように本質安全バリアを測温抵抗体と変換器の間に入れることにより防爆構造にすることができます。また、エム・システム技研の測温抵抗体変換器(形式:RBS)では、入力側導線抵抗が一線当たり200Ωまで許容されます。本質安全バリア内の抵抗は一般に200Ωより小さい値ですから、多くの場合、バリア内の抵抗を気にすることなくご使用いただけます。



 Q:太陽熱を利用して作った温水とタンクに貯蔵した冷水を混合制御し、適温状態にして使用することを計画しています。温水側と冷水側の温度は測温抵抗体で測定します。また、温水温度が冷水温度より高い場合は撹拌器を動かす装置において、何か特殊事情によって温水温度が冷水温度に等しいか、低くなった場合にはDC4mAの一定値を出力し、撹拌器を停止させたいのですが、適当な方法を教えてください。



 A:温水側と冷水側の測温抵抗体からの信号を図3に示すようにそれぞれ測温抵抗体変換器(形式:RBS)に接続します。両RBSからの出力をスーパーM・UNITシリーズのワンループコントローラ(形式:ABH)に入力し演算をさせれば、目的とする制御を実現できます。RBSからの2つの入力を使い偏差演算ブロック(引き算を行う)で演算します。次に、入力選択演算ブロックの演算結果がゼロかマイナスのときはDC4mA一定、プラスのときは、DC4~20mAの信号を出力します。ABHには、表示器がありますから、温度の表示、撹拌器への出力値の表示が可能です。また、温度差はバーグラフで表示することができます(図4参照)。





     








図2

















図3



図4
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