1998年2月号

新オペレータズユニット(形式:OPU)


(株)エム・システム技研 営業技術部長


 はじめに

 オペレータズユニット(形式:OPU)は、MsysNetシステム専用に設計されたパソコンです。パソコンとはいえ、DCSやロガーシステムのマンマシンインタフェースとして24時間連続使用されるため、とくに信頼性、耐久性に関して十分に配慮した設計がなされています。
 MsysNetが発売開始されて以来、OPUは数多く出荷され、様々な現場で活用されていますが、このたび、さらに高い信頼性と機能の向上を目的として、その仕様を一新しました。以下にその概要をご紹介します。

1.ハードウェアの仕様

 ハードウェアは、使用パーツをすべて一新し、パソコンとしての基本性能と信頼性を大幅に向上しました(表1参照)。従来のOPUと比較しての主な改良点は以下に列挙するとおりです。
 ●CPUのスピードアップ(クロック周波数が現行の倍)
 ●ハードディスク容量のアップ(現行の約2倍)
 ●CD-ROMドライブの標準装備
 ●SCSIインタフェースの標準装備(外付けのMOドライブ等の接続が可能)
 ●ケース構造の強化
 新OPUの外観を図1、寸法図を図2に示します。

2.搭載ソフトウェア

 OPUは、マンマシンインタフェース機能として必要な各種ソフトウェアがプレインストールされているため、電源を入れればすぐ立ち上がり、直ちに使用可能な状態になります。
 プレインストールされているソフトウェアは以下に挙げるとおりです。
 ●リアルタイムOS:IBM製 OS/2Warp
 ●監視操作ソフト:形式SFD
 ●ビルダー用ソフト:形式SFE
 ●表計算ソフト:Lotus1-2-3(帳票用)
 新OPUには、上記の各種ソフトウェアの最新バージョンが搭載されています。とくに、シンプルな機能と易しい操作方法で従来からご好評をいただいているSFDはVer.3.0となり、機能の完成度が一段と高くなりました。
 SFDの基本的な画面の種類を図3に示します。Ver.3.0における主な機能向上点は、トレンドグラフ機能、および画面展開機能です。
 ●トレンドグラフ機能:トレンドグラフデー

     





















表1 OPUハードウェア仕様






図2 OPU本体外形図
<前ページへ次ページへ>

*. 本ウェブサイト上に掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。記載内容はお断りなしに変更することがありますのでご了承ください。

*. 本ウェブサイト上の表示価格には消費税は含まれておりません。ご注文の際には消費税を別途頂戴いたします。

MG 株式会社エムジー

Copyright © 1992 MG Co., Ltd. All rights reserved.