1998年2月号

タがハードディスクに保存されるため、SFDを終了してもデータが失われず、またデータの記録時間も最長1年間とれるようになりました。さらに、トレンドデータをファイルとしてハードディスクや外部の記憶媒体(フロッピーディスクやMO)に保存しておき、必要なときにトレンド表示画面によりグラフとして再現できます。
 ●画面展開機能:オーバービュー画面から、任意の画面にワンタッチで展開(移行)できるようになりました。これまではコントロール画面への展開だけに限られていましたが、新しい機能によって、オーバービュー画面をメインメニュー画面や、階層的なインデックス画面としても利用できるようになり、操作性が一段と向上しました(SFD Ver.3.0の詳細については本誌1997年10月号のMsysNetニュースに掲載しましたので、ご参照ください)。

3.SFD-NT、SFE-WIN

 マイクロソフト社の最新のマルチタスクOS Windows-NT4.0の環境下で動作する新しい監視操作用ソフトSFD-NT、およびビルダー用ソフトSFE-WINが近日中に完成する予定です。これに伴い、新OPUには、これらのソフトをプレインストールしたバージョンを追加し、併せて発売を開始します。
 SFD-NT、SFE-WINについては本誌次号以降でご紹介する予定です。

おわりに

 最近の汎用パソコン技術の進歩の早さには目を見張るものがあり、1年前の新製品が現在ではまったく陳腐化している例も少なくありません。我々は、時としてこれらのめまぐるしい変化に戸惑わされがちです。しかし、エム・システム技研では、これらの最新技術情報を積極的にサーチしながらも、ユーザーにとって本当に意味(価値)のある機能要素かどうか、また信頼性、従来品との互換性はどうかなどについて慎重に検討し判断することによって、工業計器メーカーとして責任のもてる物造りを目指し、新製品の開発に取り組んで行きたいと考えています。

     
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