1999年1月号 | |||||
ホットライン日記 | |||||
変換器のことなら何でもお電話ください。すべてのご要望にお応えできます。クレームについても対応します。 東京/0120-18-7270 大阪/0120-18-6321 | |||||
Q 工場内のデマンド監視を具体的に検討しています。パソコンに表計算データとして取り込むと同時に、CRTを使って記録計と同様な表示をさせたいと考えています。三相3線を対象とし、監視項目は電力×1、力率×1、電流×3、電圧×1の6要素です。パソコンは自社にて用意します。最適な機器構成を教えてください。 A 電力用小形マルチトランスデューサ(形式:LSMT)とバーチャル記録計エムシスレコーダ(形式:MSR-G3-□)の使用を提案します。図1の構成により、上記6要素とほかに2個、合計8個までのDC1~5V信号をパソコンに取り込み、8ペンの記録計として表示するとともに、CSVファイル形式注)のデータに変換できます。なお、この場合、LSMTの入力端子に1回路分を配線するだけで、最大6要素分の出力信号が得られます。 注)CSVファイル形式:カンマ区切りファイル形式。アスキーコードで記述された値および文字列のデータが、カンマ(,)と改行記号(CR/LF)で区切られて表現されたファイル形式。汎用の表計算ソフトや、データベースソフトから直接読みとることができる。 Q 同一敷地内に点在する工場建物間で、PLC信号の長距離伝送を行っていますが、PLCを誘導雷から保護するために、通信ラインに避雷対策を施すことを検討しています。この場合に選択すべき避雷器を教えてください。通信ラインはRS-422(±5Vレベル)です。 A MsysNet用のエム・レスタ避雷器(形式:MDP-DM3)をお勧めします。このMDP-DM3はMsysNetの通信ラインをはじめ、RS-422(±5V)ラインの避雷対策用にご使用いただいています。なお、MDP-DM3は新製品であるため、お手許のMSS(エム・システム技研製品仕様書集)第8版には記載がありません。お手数ですが、仕様書につきましては、上記フリーダイヤルにてご請求ください。なおまた、±5V以外のレベル用としては、別の形式、仕様を用意しています。 Q 従来、2線式伝送器を用いて流量を計測していましたが、設備の都合でレベル計に変更することになりました。このとき、レベル計変換器は別電源供給形になります。また出力DC4~20mAは現在使用している受信計器(ディストリビュータ)に入力したいのですが、電流入力端子を持っていません。何か良い方法はないでしょうか。 A 別電源供給形変換器と受信計器の間に2線式アイソレータ(形式:BVS)を挿入します。BVSは各種のアナログ信号を入力とし、出力は電源DC24Vと信号DC4~20mAを共用します。 Q 現場盤に取付けたパルス計器をチェックするために、適当な周波数発生器を探しています。周波数信号を現場で調整し、半固定で使用したいのですが、何か良い方法はないでしょうか。 A スペックソフト形アナログパルス変換器(形式:JAPD)とプログラミングユニット(形式:PU-2A)を組合せれば対応できます。JAPDの入力信号コードを0(指定電圧レンジ)とし、レンジをDC-5~0Vに設定すれば、入力0V時(短絡時)に出力は100%となります。また、100%に対応する周波数は、PU-2Aから直接その数値を入力することができます。 *エム・レスタは、エム・システム技研の登録商標、エムシス レコーダは商標登録出願中です。 |
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