1999年2月号 | |||||
ホットライン日記 | |||||
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Q エムシスレコーダ(形式:MSRを使っていますが、立上げの際にDATAボタン(CSV収録用)を押し忘れたため記録ができないことがありました。自動で記録を開始することはできないでしょうか。 A 自動収録機能を使えば、自動による記録開始が可能です。具体的には1~8ペンのどのペンでもかまいませんが、あらかじめ上限、下限の設定を100%、0%とし、次に自動収録設定画面で次のように設定しておくと、DATAボタンの押し忘れがあっても記録を開始します。 ①「自動収録モード」を選択。 ②上下限設定を行ったペンを選択。 ③前項のペンについて「設定区間中」を選択。 このようにしておけば、選択したペンへの入力が0~100%の間にあるかぎり、データを自動収録します。 Q 直流電力を計測し、表示器で表示することを考えています。どのような変換器を使用すればよいでしょうか。 A エム・システム技研のアイソレータ(形式:SV)と乗算器(形式:MM)をご使用ください。まず、電流信号と電圧信号をそれぞれアイソレータに入力してください。次に、それらの出力信号を乗算器(形式:MM)に入力します。そこで乗算を行い、出力信号として電力値が得られます。乗算器の出力を、たとえば直流入力デジタルパネルメータ(形式:44DV1)に入力すれば、スケーリング表示が可能です。 Q こちらは、官庁からシステムを受注したエンジニアリング会社です。このたびテレメータを受注し、工場内で試験中ですが、符号品目(50bps)のテレメータについて、仮設配線によって伝送確認を行おうとしましたが、伝送できません。どの個所を確認したらよいでしょうか。 A 符号品目(50bps)の場合は伝送方式がアースリターン方式なので、必ず送受両局のアース端子(SGライン)の間を接続してください。また、回線の接続については、自局のS端子は相手局のR端子へ、自局のR端子は相手局のS端子に接続してください(特殊な直流方式の場合は除きます)。モデムとして50bpsモデム(形式:MOD1)をご使用の場合には、接続上の注意のほか、MOD1のテストスイッチを必ずOFFにしてください。なお、DAST-A1の場合には、現地据付けの際、回線に流れる電流の調整が必要になります。 Q 5台の流量計からの流量レンジの異なるDC4~20mA信号の合計値を出力させる方法を教えてください。入力1:0~300、入力2:0~200、入力3:0~150、入力4:0~500、入力5:0~250。なお、流量単位はすべてm3/hです。 A 3入力デジタル式演算変換器JFKを2台使えば可能です。まず、入力1、入力2、入力3の合計を一方のJFK-AA-B/2で出力させ、この出力信号と入力4、入力5、の合計を他方のJFK-AA-B/2で出力させます。この際、加算式のパラメータ(K0~K3、A0~A3)は次のように算出します。まず、入力1、入力2、入力3の流量値により、K0=1、K1=入力1流量/入力1~3流量和=300/650、同様にK2=入力2流量/入力1~3流量和=200/650、K3=入力3流量/入力1~3流量和=150/650、A0=A1=A2=A3=0となります。入力1~3の合計値と入力4、入力5の合計を出力させる場合は、パラメータはK0=1、K1=入力1~3流量和/入力1~5流量和=650/1400、K2=入力4/入力1~5流量和=500/1400、K3=入力5/入力1~5流量和=250/1400、A0=A1=A2=A3=0となります。 *エムシスレコーダは商標登録出願中です。 |
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