2015年1月号
エムエスツデー 2015年1月号

Products Review
こんなところで活躍している!
データマル®の納入事例 その4
納入例1 ガスタンク
納入例2 マイクロ水力発電装置
納入例3 振動試験装置
納入例4 ビルメンテナンス
納入例1 適用分類:電気・ガス
ガスタンク
ガスタンクのガス残量監視
■ガスタンクの残量をデータマル®で監視し、タンクのガス残量が少なくなってきたらガスタンクの管理者へEメールで通報します。その結果、タンクのガスがなくなる前にガスメーカーからガスを補給してもらうことができます。
■ガスタンクに設置されたデータマル®のWeb画面ではガス残量をトレンドグラフで表示できるため、需要を予測できます。
■データマル®への接続はダイナミックDNSサービスを利用しています。
■データマル®がFTPサーバとなり、データマル®本体のSDカードの中に保存されているガスタンクのガス残量データ(CSVファイル)を監視センターから取得します。
納入例2 適用分類:水力発電装置
マイクロ水力発電装置
マイクロ水力発電装置の遠隔監視
■マイクロ水力発電とは農業排水や小河川の低落差を利用した発電装置です。発電装置内にデータマル®を設置します。
■データマル®に発電した電力量のパルス信号や給水口への流入水流量の計測信号などを入力します。
■入力された信号は、インターネットを経由して管理事務所のPCからクラウドサーバへアクセスし、画面上で電力や流入水量のトレンドグラフとして見ることができます。
■発電機の故障時には、異常の接点信号をデータマル®に入力しEメール通報によって管理事務所のPCや設備担当者の携帯電話に通知します。
*1 別途mopera Uとの契約が必要です。
納入例3 適用分類:装置・機械
振動試験装置
振動試験装置のメンテナンス
■振動試験装置は、適切なメンテナンスを定期的に実施することによって安定した性能を維持することができます。導入設置した振動試験装置のデータ収集にデータマル®を使用し、定期点検でデータマル®のSDカードに記録されたCSVファイルを利用します。
■正常時のデータと記録されたデータを比較して差異があれば、異常の発生を確認できるため大きな故障になる前に予防保全が行えます。
■モバイルルータと組合せて設置すると、振動が異常値を超えたときに携帯電話回線を利用してEメールにより保守員へ通報を行います。
■ランニングコストを抑えるため、通信スピードが128kbpsに制限された割安プランを使用しています(回線使用料:1,505円(税抜)/ 月 2014年10月現在)*1
*1 別途mopera Uとの契約が必要です。
納入例4 適用分類:ビルメンテナンス
ビルメンテナンス
ビルの給水ポンプのメンテナンス
■ビルでは屋上の受水槽へ水を送水するためにポンプを使用します。また、近年では直接部屋へ圧送するためにポンプを使用するなど、以前より多くのポンプが利用されており、メンテナンスが欠かせません。データマル®にはポンプの運転信号の取込みと電力関連の測定ができるリモートI/O R7シリーズの電力マルチユニット(形式:R7EWTU)を組合せています。
■R7EWTUが1台でポンプの電力、電流、電力量の測定値とポンプの運転信号を取り込み、データマル®のModbus/TCP通信機能でデータを収集しWeb画面に表示します。
■ポンプの運転信号からデータマル®の中で運転回数や時間を積算して記録します。
■ポンプが故障したときは、異常の接点信号をデータマル®に入力しEメール通報によって管理事務所や保守員に通知します。
● スマートフォンの画面はイメージです。 お断りせずに変更することがありますのでご了承ください。
● エム・システム技研はスマートフォン(スマホ)端末の販売および携帯電話通信事業を取り扱っておりません。
● このページのアプリケーションを実現するには、固定IPまたはダイナミックDNSが必要になります。