2020年4月号
エムエスツデー 2020年4月号

Products Review
Webロガー2(形式:DL30-G)に
稼働監視機能を付けました!
(*1) 画面はイメージです。
(*2) デモサイトにアクセスしていただきユーザー名、パスワードとも“guest”と入力してください。
すると監視画面が表示されますので、Menuボタンから稼働監視を選択してください。
システム構成例
新機能 アンドン画面

(*1)画面はイメージです。
アンドン表示によって、設備やラインの状態がリアルタイムで分かります。
現在、生産設備がどのような状況にあるかをアンドンで表示する機能です。稼働、停止、ワーク欠品、段取り替え、異常停止などの設備の状態、あるいは温度や流量、液位などの物理量をリモートI/Oを介して入力し、色分けして名称、数値と共に表示します。演算機能で時間表示から分析まで行えます。
Webロガー2には、接点のONまたはOFFの時間を積算する機能があります。これを使って各種状態の積算時間を表示することができます。また、豊富な演算機能があり、時間計測やカウンタを使って装置の稼働率そのほか様々な分析を行うこともできます。デジタルデータの表示
デジタル入力またはデジタル演算値を組合せて最大5段階の状態を表示できます。 表示内容としては、表示名称、表示色や数値(主)のほか、3つの数値表示(副1〜3)が行えます。アナログデータの表示
アナログ入力、パルス入力、アナログ演算値の値(範囲)に対して5段階で表示色や表示文字列、数値(主)を表示できます。さらに3つの数値表示(副1〜3)が行えます。新機能 ガントチャート画面
ガントチャート(Gantt chart)では、アンドンの色で時間軸表示することによって、装置の状態や数値の値(範囲)を視覚的に表現します。1画面に12時間分のデータを表示し、画面スクロールにより48時間前までのデータが表示できます。

(*1)画面はイメージです。
従来からあるWebロガー2の主な監視機能
帳票の作成から解放されます。
自動帳票作成機能収録したデータから日報/月報/年報を自動作成します。記録した帳票はCSVファイルとしてアップロードしたり、メールに添付したりして、Web画面から監視できます。
異常の際はメールで通報します。
メール通報機能現場データが異常値になった場合や、機器が運転停止した場合などに、自動的にメール通報します。「設定画面」の「メール通報」の中にある「通報カレンダ」の設定で平日や休日、就業時間中や時間外などを自由に指定できます。
Webブラウザを使いスマホで監視できます。
遠隔監視機能現場の状態がリアルタイムで見えるように各種Web画面情報を生成します。トレンド画面、データ画面、イベント画面、帳票画面などを標準で用意しました。なお、ユーザ定義画面も作れます(専用ビルダ(*3)で簡単作成)。監視だけでなく、遠隔操作もできます。
簡単に大形パネルのアンドンを制作できます。
リモートGP(リモートグラフィックパネル)を使えばWebブラウザの画面をHDMI(*4)で大形パネルに表示することができます。Ethernet経由でWebロガー2のアンドン画面を表示すれば簡単にアンドンを制作できます。
(*4)HDMI:High-Definition Multimedia Interface