エムエスツデー 2016年1月号

Products Review
大幅機能アップしたワイヤレス記録計 新登場!!
TR30-G
タブレットレコーダに新モデル登場!
従来の記録計の概念を覆して「表示の一切をタブレットに託した記録計」タブレットレコーダ TR30に、更に機能を拡張、強化した高機能仕様の新モデルTR30-Gを追加しました。タブレットレコーダ TR30-Gで、これからのIoT時代にマッチした記録計の応用シーンが限りなく広がります。
「くにまる」についてはカタログおよびエム・システム技研Webサイトをご覧ください。
5/10/50msの高速サンプリングができます(16ch)。過渡応答波形記録などへの用途が広がりました。
アナログ入力が拡張され、演算入力が追加されました。合計で120ペン*まで入力できます。
アナログ入力:64 / 接点出力:64 / 接点入力:64 / 演算入力:32 / パルス入力:32
●演算機能
ch入力に対する四則演算(ch間演算)、開平演算、一次遅れ、アナログ積算、乗数、対数などの演算結果を演算入力(Oi)として記録できます。
* 収録周期により記録できるペン数が変わります。詳しくは仕様書をご覧ください。
PLCやPC(SCADA)などのModbus/TCPマスタ機器との間で、AiやDi、Do信号の送受信ができます。この機能を利用して、PLCから記録のスタートストップやメールの発報などの操作が行えます。
接点入力(Di)やアナログ入力(Ai)の上下限警報、あるいはPLCやPCからの外部トリガーなどのイベントで記録のスタート、ストップができます。バッチ運転の記録などにも使用できます。
タブレットレコーダ内のSDカードに記録されたデータファイルをインターネット上のクラウドやPCのFTPサーバにアップロードできます。データファイルの形式はCSVフォーマットも指定できます。
接点入力(Di)やアナログ入力(Ai)の上下限警報、あるいはPLCやPCからの外部トリガーなどによるイベント通報、および定時通報のメールが発報できます。
Javascript言語などを使用して任意の画面を作成できます。
全チャネルの警報発生状況を、一覧表示します。チャネルボタンをタッチすると、AiのバーグラフやDiのステータス情報などを拡大表示します。
記録計の表示をタブレットで直感的に操れます。
-
画面を下方向に撫でる(フリックする)だけでヒストリカルトレンドにシームレスに移行します。
-
画面を時間軸方向に縮める(ピンチインする)と記録状態のまま時間軸を縮めることができます。
-
グラフを振幅方向に拡げる(ピンチアウトする)とグラフの変化を拡大して見ることができます。
-
特定のグラフを選択し、移動することができます。グラフが重なって見づらい場合に便利です。
● 画面はハメコミ合成です。
● エム・システム技研はスマートフォン(スマホ)端末、タブレット端末の販売および携帯電話通信事業を取り扱っておりません。