2000年10月号 | |||||||||||
計装豆知識コアレス電流センサ | |||||||||||
●高周波領域での磁気損失によるCTの発熱。 ●大電流領域での磁気飽和を防止するため、CTが大型化する。 ●電流パルスなど非正弦波を扱うと、周波数特性の限界から正確な電流波形が得られず、その結果正確な電流測定ができない。
●30~3000Aの電流計測に対応。 ●4Hz~10kHzという広い周波数領域での電流計測が可能。 ●正弦波はもとより、非正弦波の交流電流も高精度に計測。 ●磁気損失による発熱、飽和、ヒステリシスがない。 ●原理的に分割構造化が容易。 ●大電流計測では、一般のCTと比較して格段に小形、軽量。
汎用インバータ出力にも対応できるように、4Hzまでの低域周波数特性を保証しています。また、一次導体への脱着も容易な構造になっていますから、太い電線の処理が不要であり、計測器を追加設置する場合にも通電停止の必要はありません。 このセンサの応用として、下記のような目的での使用が可能です。 ●プラズマ電流の計測 ●各種放電電流の計測 ●雷電流の計測 ●溶接機電流の計測 ●超伝導機器の評価用電流計測 ●パワーパルス発生器の計測 ■
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