2001年3月号 | |||
ホットライン日記 | |||
変換器のことなら何でもお電話ください。すべてのご要望にお応えできます。クレームについても対応します。 ホットラインフリーダイヤル 0120-18-6321 | |||
Q 海外製品に測温抵抗体Cu25Ω(at
0℃)注1)が組み込まれています。このセンサからの信号を使って、0~100℃をDC4~20mAに変換することを検討中ですが、エム・システム技研の製品仕様書集MSS第9版には、Cu25Ωの入力仕様をもつ変換器が見あたりません。対応可能な変換器はありませんか。 注1)0℃の状態で25Ωとなります。 A 各種の測温抵抗体変換器で、標準仕様以外の特別仕様(特物)で製作可能です。たとえばみにまるシリーズの場合、測温抵抗体変換器(形式:M2RS-0A-□-X注2))にて対応可能です。このほか、Cu25Ω(at25℃)、Cu10Ω(at25℃)などにも対応できます。 注2)入力信号Cu25Ω(at0℃)、測定範囲0~100℃のご指定は特物対応になりますので、ホットラインまでお問合せください。 *みにまるは、エム・システム技研の登録商標です。 |
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Q 既設設備で、2線式流量発信器とそれに対する電源供給機能付きの受信計器を接続しています。このたび、設備の見直しで、発信器と受信計器の間を絶縁する必要が出てきました。これに対処するにはどうしたら良いですか。 A 両者間に絶縁機能をもつ2線式直流入力変換器(形式:BVS)と電源供給用ディストリビュータ(形式:DS)を接続することによって解決します。 |
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Q 補助電源不要の電力トランスデューサ(形式:KEWTN-11A)を採用しています。このたび、一時的な処置として、電圧側PTを1100/110Vにて100%出力が出ている状態で、3300/110Vに変更したところ、期待していた33%の出力が得られません。考えられる原因はありますか。 A KEWTNは、入力のPT側から本体動作用電源を得ています。このために、電圧側(PT側)の入力範囲を定格電圧の85~110%に制限しています。ご質問の場合、入力電圧がこの範囲より低くなるため、正しく動作しません。ご参考までに、補助電源供給形の電力トランスデューサ(形式:KEWT)も用意しています。 |
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Q 多数の流量計を使用しています。1箇所にカウンタを設置し、すべての流量を監視したいのですが、流量計に新・旧いろいろあり、パルスの幅、パルスの重みやパルスの種類(無電圧パルスや電圧パルス)も異なっています。どのような変換器を使用すれば対応できるでしょうか。 A レンジ可変形のパルス分周変換器(形式:PDU)をご紹介します。PDUでは、分周比をロータリスイッチで設定するため、変更も自由に行えます。そのほか、出力パルス幅や入力パルスの検出レベルも調整可能です。入力パルス検出レベルの調整範囲は0~±7Vです。PDUは種々のパルスを取扱うことができます。詳細は仕様書でご確認ください。 |
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Q ロードセル変換器を探しています。使用するセンサは0.1mV/Vのロードセルです。エム・システム技研のロードセル変換器(形式:LCS)の仕様を見ると、1mV/V
のセンサからになっています。対応可能な変換器はないでしょうか。 A LCSでは、変換器の端子間電圧でのスパンとして3mV以上必要であり、0.1mVのセンサに印加電圧として最大12Vかけても1.2mVにしかならないため製作できません。 新製品のデジタル設定形ロードセル変換器(形式・MXLC、価格8万円)は、1mV以上のスパンがあれば設定可能なため、印加電圧としてセンサに10Vをかけていただければ使用できます。設定変更は前面パネルで行います。その他の機能としては実量スケーリングができ、接点スイッチを設ければ、風袋調整が簡単にできるようになっています。新製品MXLCの仕様書等の資料をご希望の方は、ホットラインまでお問合せください。 |
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