2001年3月号 | |||||||||
Interface & NetworkNo.10 | |||||||||
本文の内容に関してご質問やご要求がありましたら、ホットラインフリーダイヤル
0120-18-6321 にてお気軽にお申し付けください。 ホットラインEメールアドレス hotline@m-system.co.jp | |||||||||
本誌2000年5月号で紹介して以来、PCレコーダR1Mシリーズは、おかげさまでご好評をいただいています。 R1Mは、その納入時に付属しているPCレコーダソフトにより、各点毎にセンサの種類やレンジなどが簡単に設定できるようになっています。R1CONでは、その他のパラメータの設定が可能です。R1Mシリーズには次の4タイプがあります。 R1M-GH2・DC/熱電対16点入力 R1M-J3・測温抵抗体/ポテショメータ8点入力 R1M-A1・接点信号32点入力 R1M-D1・オープンコレクタ32点出力 また、R1CONの機能は以下のとおりです。 ① 上位通信パラメータ設定機能 各種ネットワークで、上位コンピュータと接続する際のModbus 通信に関わるパラメータを変更する場合に、ノードアドレスや通信速度などの設定を行うことができます。ただし、多くの場合ハードウェア設定になっているため、この機能は通常使用しません。 ② チャネル毎のパラメータ設定機能 R1M-GH2 では、熱電対の種類や電圧・電流などの直入力信号のタイプ設定が、チャネル毎に行えます。 R1M-J3 では、測温抵抗体の種類やポテンショメータの抵抗値設定が、チャネル毎に行えます。 ③ ファイル管理機能 チャネル毎のパラメータ設定は、R1MリモートI/O システムと接続しないオフライン状態でも、コンピュータ上のファイルで編集できます。 ④ モニタリング機能 コンフィギュレーションしたデータを用いて、アナログ入力データのチェックが行えます。 R1M-D1 ではDo のON /OFF 、R1M-A1 ではDi のON /OFF のチェックが行えます。 ⑤ 設定値補正/調整機能 R1M-GH2 、R1M-J3 では、ゼロ・スパン調整が行えます。 R1M-J3では、抵抗補正(Com-pensation )が行えます。 R1M-GH2 では、冷接点温度補償素子(CJM )の交換が行えます。 R1CONはR1Mには付属しておらず、定価は15,000円です。
大昌エンジニアリング 株式会社 室蘭支店 長田 正 様 〒050-0084 北海道室蘭市みゆき町2-12-15 TEL:0143-43-3793 FAX:0143-44-0591 大昌エンジニアリング(株)は、製鉄所で長年培った計装技術を活かし、電子応用システム機器の設計、開発、製造、販売、メンテナンス、ならびにシステムエンジニアリングなどを業務としています。 本社は東京に置き、名古屋、大阪、川崎、千葉、札幌、苫小牧、室蘭を拠点に事業を展開しています。自社製品の一つである環境監視テレメータシステムについては、全国の官公庁や民間企業向けに多くの納入実績があります(図1:大昌エンジニアリング(株)製品の一例)。 近年、テレメータシステムは大規模集中監視型から中小規模分散監視型へ移行する傾向があります。このようなニーズに対応するツールとして、パッケージ化により高い汎用性を持っているMsysNet製品が挙げられます。 現在、様々な分野におけるシステムの構築を積極的に行っており、たとえば、遠隔監視技術を利用し、高齢化社会に優しい介護システムなどを提案しています。「必要とされるシステムを実現するために」今後もMsysNet製品をフルに活用し、お客様のご要望を満足するシステムを提案して行きます。 ■ *MsysNetはエム・システム技研の登録商標です。
|
| ||||||||
|