2002年12月号 | |||||
Interface & NetworkNo.29 | |||||
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エム・システム技研が販売しているネットワーク製品“MsysNetシステム”製品に特定省電力無線モデムが加わり、特別な手続きや免許を必要とせずに、手軽に無線によるデータ伝送ができるようになりました。この無線モデムには、2.4GHz帯の電波を使用するRMDと、429MHz帯の電波を使用するRMD2の2機種があります。これらの無線モデムは、ノイズに強いSS(Spread Spectrum)方式とも呼ばれる周波数拡散方式を採用しています。 無線モデムの使用には通信用ケーブルを敷設しなくてもすむだけでなく、計測信号伝送のランニングコストを大幅に抑えることができるというメリットがあります。 しかし、特定省電力無線モデムであるため、送出出力が10mWに制限されていて、伝送路に建築物や丘陵などの障害物があると、期待した通信距離が確保できません。また、電波は、周波数が高く(波長が短く)なるほど直進性が強くなります。このため、2.4GHz帯の電波を使用しているRMDの場合、送受信を行うアンテナ相互間が見通せることが必要で、公道や鉄道をまたいで信号伝送する場合などに適しています。429MHz帯の電波を使用しているRMD2の場合には、多少、電波の回り込みがあるため、伝送路に住宅や林などがあっても通信することができ、適用範囲はRMDの場合より広がります。 相手のアンテナが見通せる場合は、RMD(2.4GHz帯、受信側にコリニアアンテナを使用)では約2km、RMD2(429MHz帯)では約3km程度離れていても通信することができます。しかし、伝送路に障害物がある場合は、その状況によって通信できる距離が短くなります。したがって、無線モデムを導入する場合には、実際に通信できるかどうか事前に確認するため“導入前試験”を行う必要があります。 エム・システム技研では、お客様からのご要望に応じて、“導入前試験”を行うための技術員派遣(有償)を行っています。詳細については、ホットラインあるいは営業部員までお問い合わせください。
明治電機工業 株式会社 マーケティング営業本部 計測システムグループ 宮川 昌幸 様 〒453-8580 愛知県名古屋市中村区亀島2丁目13番8号 TEL:052-451-7676 FAX:052-451-1399 JR名古屋駅、新幹線のホームから西の方角を見渡すと、当方のビルの屋上にある「MEIJIDENKI」のロゴが見えます。 明治電機工業は、エム・システム技研をはじめとする多数のメーカーの代理店機能をもつ、メーカー型技術商社です。 流通都市名古屋の駅前(駅裏?)に本社を構え、東海地区を中心に、電気機器・計測器・電気設備などの販売、メカトロ・FA・情報などのシステムの開発、計測・制御・情報処理のコンサルティング、工業計器・計測器のメンテナンス業務を行っています。 東海地区に、本社、豊田など5拠点、その他、東京、大阪など全国に9箇所の拠点、海外には子会社としてMEIJI CORPORATIONをUSAに5拠点、UKに1拠点を置いて、「日本の製造業をご支援し、お役立ちする」(=“サポーティングインダストリーカンパニー”)を役割とし、日々お客様と一緒になって課題を解決するべく努力しています。 エムシスネットクラブには、発足当初から加入しています。また、MsysNetシステムについては、現在までに、下水処理設備などで監視操作ソフト(形式:SFDN)を使った監視システムや、テレメータシステムを納めて参りました。 今後も、様々なアプリケーションでお客様の課題を解決できるよう、MsysNet製品を強力な武器の一つとして、鋭意活用して行きたいと考えています。 ■ *MsysNetはエム・システム技研の登録商標です。
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