2003年1号 | |
ホットライン日記 | |
変換器のことなら何でもお電話ください。すべてのご要望にお応えできます。クレームについても対応します。 ホットラインフリーダイヤル 0120-18-6321 |
Q 田畑の中に設置されている現場盤の信号をテレメータで監視しています。電源が電柱から給電されていて、周りに何もないため、雷が鳴るとすぐに盤の電源部が損傷を受けてしまいます。これを防止する方法はありますか。 A 電源回路に、超高耐量、高速形電源用避雷器(形式:MMAH)を使用するようおすすめします。MMAHは、放電耐量が20000A(8/20μs)あり、応答時間は4nsと高速応答です。MMAHをご使用いただけば優れた効果が期待できます。また、信号(DC4~20mA)用避雷器としてはMMDHを用意しています。仕様的にはMMAHと同様、20000A(8/20μs)の放電耐量、4nsの応答時間をもっています。よろしく、ご検討ください。 【松島】 |
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Q 使用していたDC10~50mA出力の圧力伝送器が故障したため、新しくDC4~20mA出力の圧力伝送器に交換しました。圧力伝送器と併せてエム・システム技研のディストリビュータ(形式:DS-24-B)は購入しましたが、設備にかける予算があまりなく、受信計器側は既設のままであるため、DC4~20mAをDC10~50mAに変換する必要があります。この目的に使える変換器はありませんか。 A 直流入力変換器(形式:SVA)をご使用ください。SVAは入出力間絶縁付きで、DC10~50mAを出力させることができます。また、SVAは、最大400Ωまでの負荷を接続できます。形式詳細は、供給電源がAC100Vの場合、SVA-AH-K3です。よろしく、ご検討ください。 【山村】 |
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Q 現在、回転機の速度制御にインバータを使用しています。インバータへの速度指令にはDC4~20mA信号を使っていますが、現場でポテンショメータによって微調整を行いたいと思います。どのようにすればよいでしょうか。微調整範囲としては、0~10%を考えています。 A みにまるW2シリーズのポテンショメータ変換器(2出力)(形式:W2MS)とみにまるシリーズの加算器(形式:M2ADS)を使用することで対処できます。構成は、図3に示すように、現在の制御用信号をM2ADSの第1入力とし、W2MSの出力に微調整範囲の10%(K2=0.1)の係数を掛けた値を第2入力にすれば、両信号が加算されて出力されます。また、W2MSの残りの出力信号はバイアス設定値表示用の信号として使用できます。W2MSの入力に接続するポテンショメータについては、全抵抗値が100Ωから10kΩのものであればお使いいただけます。 【井上】 *みにまるはエム・システム技研の登録商標です。 |
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Q 冷凍倉庫の温湿度監視用に使うロガーを検討中です。トレンドグラフ表示と帳票(日報、月報、年報)印刷ができればよく、グラフィック画面などは必要ありません。信号点数は70点前後です。予算があまりないため、ソフトウェアの部分にあまりお金をかけたくありません。何かよい方法がないでしょうか。 A PCレコーダ総合支援パッケージ(形式:MSRPAC-2002)をご紹介します。これには、パソコンにインストールして動作させる、128チャンネルPCレコーダソフト(MSR128)およびMSR128用帳票作成支援ソフト(MSRDB2)が含まれています。MSR128を使うことによって、128点までのトレンドデータの表示・収録および帳票印刷がプログラミングなしで実現できます。オーバービュー画面、アラーム情報画面を使うことにより、データ監視にも容易に対応できます。PCレコーダ(形式:R1M-□/MSRまたはR2M-□/MSR)をお買い上げいただくと、MSRPAC-2002注1)を収録したCD-Rが添付されています。R1M/R2Mはエム・システム技研のリモートI/Oの一つで、表1に挙げる機類があります。16チャンネル高速PCレコーダソフト(MSR16H)および従来の32チャンネルPCレコーダソフト(MSR32)もCD-Rに収録されています。 【野田】 注1)MSRPAC-2002の詳細機能は、本誌2002年10月号と11月号の記事をご参照ください。 |
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