2003年8月号

ホットライン日記

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Q 工場内の各所のプロセス信号を中央監視室で監視したいと考えています。そして、現場数が多いため、小形多重伝送ユニット(形式:22LA1)の採用を検討しています。伝送距離は500mです。どのような機器構成にすればよいでしょうか。

A 22LA1、あるいは情況に応じて22LA1と多重伝送用リンクアダプタ(形式:DAL3)を併せて使用することが考えられます。マルチドロップ接続の場合、総延長距離に制限がありますが、DAL3を使用することで伝送距離を延長できます。延長距離は最大500mです。また、DAL3を使うことによって、信号伝送路の分岐も可能です(図1)。【金本】


Q 焼却炉の温度監視で、熱電対の信号を中央監視室までDC4~20mAで伝送することを検討しています。一方、現場側でも温度異常を表示させたいと考えています。これを実現するのに適した製品はありませんか。

A カップルリミッタラーム(形式:AET)をご提案します。AETは、警報設定機能に加え直流出力機能を備えていますから、今回のご計画にはぴったりの製品です。なお付属機能として動作遅延時間、電源ONタイマ時間が形式コードで選択できます。また警報動作点設定、ヒステリシス幅設定については、サムロータリスイッチによる数字設定が可能になっています。なお、AE・UNITシリーズには、直流、測温抵抗体、ポテンショメータ、パルス、タコゼネ、交流、PT、CTなど様々な入力仕様に対応する多くの機種を取り揃えています。【井上】

リミッタラームはエム・システム技研の登録商標です。



 
Q 既設PLCから通信路を経由してパソコンにデータを取り込み、PCレコーダソフトで記録したいと考えています。PCレコーダ(形式:R1M-GH)を経由し、ハードワイヤリングを行えばよいことは分かっていますが、盤内にスペースの余裕がなく、PLCの出力モジュールを増設できません。何かよい方法はありませんか。点数はアナログ入力16点です。PCレコーダの機能としてはCSVファイルで記録がとれれば十分です。

A PLCの近くにPLCインタフェース(形式:SMDL)を設置し、エム・システム技研独自のバス(NestBus)でパソコンに通信するのがよいでしょう。通信レベル変換器(形式:LK1)はRS-485とRS-232-Cの間の信号変換器です。SMDLはアナログ32点まで通信可能で、多くのPLCメーカーの製品に対応しています。PCレコーダソフトとしては、PCレコーダ総合支援パッケージ(形式:MSRPAC-2003)に同梱のMSR32をご使用ください。MSR32はNestBus経由の通信が可能で、CSVファイルも自動的に出力されます。【野田】


 
Q マスの養殖用設備があり、2個の照明灯を常時点灯させています。照明灯のランプ切れや故障時にすぐ復旧できるように警報用接点信号を出力したいのですが、このような目的に適した機器はありませんか。照明灯としては60Wのランプを使用しており、電源はAC100Vです。

A CTリミッタラーム(形式:ALCT)をご使用になれば対応可能です。ALCTは入力信号AC0~5Aに対して2点の警報接点を出力できます。消費電力60Wのとき電流は0.6A、120Wのときは1.2Aですから、警報設定値を1A(フルスパンの20%)と0.5A(10%)に設定しておけば、1灯消えたときと2灯消えたとき、別個に警報出力を出すことができます。出力信号はc接点で取り出せますから、故障表示灯へ配線してお使いください。【高久】

リミッタラームはエム・システム技研の登録商標です。


 
 
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