2003年9月号 | |
ホットライン日記 | |
変換器のことなら何でもお電話ください。すべてのご要望にお応えできます。クレームについても対応します。 ホットラインフリーダイヤル 0120-18-6321 |
Q 太陽光発電システムを監視するため、出力電圧を測定し、その値が低下したときに警報を出したいと考えています。以前、デジタル設定形警報器
デジアラーム(形式:AS4V)を使用したことがありますが、今回は測定信号の通常値がDC400Vと大きいため、直接入力できません。また、パネルのスペースにもあまり余裕がないのですが、何かよい方法はないでしょうか。 A 分圧ユニット(形式:M2VV)の使用をご提案します。AS4Vの入力レンジは最大でもDC-10~+10Vですから、DC400Vを直接入力することはできません。M2VVは、分圧比1/300~1/1000の範囲で分圧できますから、今回の場合、たとえば1/400の比率で分圧すれば、M2VVの出力はDC0~1Vになり、AS4Vに入力できます(図1)。M2VVは小形みにまるシリーズに属し、電源も不要であるため大きい設置スペースを必要としません。【雑賀】 *デジアラーム、みにまるはエム・システム技研の登録商標です。 |
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Q 新たに井戸の水位を1点計測し、それをテレメータで監視したいと考えています。電源が得られない現場で水位置をデジタル表示するとともに、水位信号をテレメータで監視室まで伝送したいのです。経済的なシステムの構成例をご紹介ください。 A 電源が不要で屋外設置形の2線式デジタルメータ(形式:43AL-B)を使って現場指示を行います。同時に、ディストリビュータを介して得られる2線式信号をテレメータ変換器を使用して監視室に伝送する方法をご提案します(図2)。なお、2線式デジタルメータについては、現場の厳しい設置環境にも対応できるよう、労検耐圧防爆タイプも用意しています。ここに例示した2線式デジタルメータは新製品であるため、仕様詳細については、エム・システム技研インターネットホームページhttp://www.m-system.co.jp/の「データライブラリ」でご確認いただくか、ホットライングループにお問い合わせください。【柴田】 |
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Q 風洞実験装置の温度測定で、4線式測温抵抗体(Pt100Ω)を使用することになりました。-100~-200℃をDC1~5Vに変換したいのですが、適当な変換器はありませんか。電源はDC24Vです。 A ユニバーサル変換器(形式:M3LU)があります。M3LUには、4線式測温抵抗体(Pt100Ω)の入力が可能であり、また入力仕様および出力仕様をご購入後変更いただけます(ご注文時、形式コードにて「PCおよびディップスイッチ」または「ディップスイッチ」のどちらかの変更方法をご指定ください)。変更作業の際は、信号発生器と測定器を使用し、変換器前面の3つの押しボタンスイッチによって設定、校正を簡単に行えます(図4)。もし信号発生器がない場合は、PC設定をご選択いただき、別売のコンフィギュレータソフト(M3CON)を使って設定いただけます。なお、入力信号については、ユニバーサルになっているため、直流信号(電圧、電流)、熱電対、測温抵抗体(2、3、4線式)ポテンショメータ入力のうちからご選択いただけます。また出力信号については、直流電流または直流電圧のいずれかを選択可能です。【井上】 |
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