2003年11月号

ホットライン日記

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Q 現場のデータを遠隔地の監視室などへ伝送し、Webブラウザで監視したいと考えています。また現場近くに設置したパソコンでも、LAN経由で同じようにデータを監視したいのですが、何かよい方法はないでしょうか。

A Webテレメータ(形式:TL2W-ES)を使用し、図1のようにシステムを構成するのがよいでしょう。 TL2Wは入力信号のデータを内部メモリに蓄積し、Webブラウザで瞬時値データ、トレンドデータ、事象履歴、日報、月報などを見ることができます。詳細については、本誌2003年5月号の記事をご参照ください。TL2WにはローカルIPアドレスを割り当てておき、ADSL回線用ルータでグローバルIPアドレスに割付けます。なお、エム・システム技研 東京支社では、常時TL2Wを動作させ、ADSL回線に接続しています。下記のアドレスを使えば、各種画面の例をご覧いただくことができます。

●瞬時値を携帯電話で見るアドレス
http://219.162.80.190/k_curval.html
●瞬時値をInternet Explorerで見るアドレス
http://219.162.80.190/curval.html
●日報、月報をInternet Explorerで見るアドレス
http://219.162.80.190/fdl.cgi?faxrep=0&ago
=0&page=0

 なお変数を下記の中から選択・設定すればいろいろな情報例を見ることができます。
 faxrep=0:日報、faxrep=1:月報、
 
ago=0:当月(日)、ago=1:前月(日)、
 ago=2:前々日、ago=3:前々々日、
 page=0:全ページ、page=1~8:そのページ

 ユーザー名とパスワードは、どちらも「guest」をご使用ください。【野田コ】

 
Q 4線式測温抵抗体の信号をユニバーサル変換器(形式:M3LU)に入力しています。避雷対策を施すために、避雷器を設置したいのですが、4線式測温抵抗体に使用できる避雷器が見当たりません。何かよい対処方法はありませんか。

A 測温抵抗体用避雷器(形式:MDP-RB)を4台使用し、図2のように接続してください。これにより、4線式測温抵抗体の信号を、避雷対策を施してM3LUに導入することができます。【野田シ】


 
Q パルス出力形流量計の受信計器の動作確認用に、パルス発生器を探しています。汎用のパルス発生器は高価なので、何か適当な安価なものはないでしょうか。なお、出力パルス周波数は2kHz程度の固定でかまいませんが、デューティ比は50%のものが欲しいです。

A 出力パルスのデューティ比が50%、最大出力周波数が2kHzのアナログパルス変換器(形式:JAPD) が好適でしょう。入力仕様を「DC -1~0V」と指定してJPADをご購入いただき、最大出力周波数として2kHzを設定したのち、入力端子( 3 - 4 番端子)を短絡することにより、デューティ比が50%、周波数2kHzのパルス出力を得ることができます。【雑賀】


 
 
Q 加圧機構部における油圧シリンダの圧力を、ロードセルを使って測定しています。なお、正圧と負圧にわたり±2mV/Vの信号が出力されます。ロードセル変換器の仕様を見ていると、マイナスの信号を受けることができる仕様がありません。対応できる変換器はありますか。

A デジタル設定形ロードセル変換器(形式:MXLC)があります。MXLCは、組み合わせるロードセルからの任意の信号の設定ができます。初めに、 ITEM 01で DATA 2を選択し、全DATAの設定を可能にします。その後、 ITEM 07と ITEM 08で入力電圧の設定を行います。今回の場合、±2mV/Vですから、0%入力時 ITEM 07で-2mV、100%入力時 ITEM 08で+2mVに設定します。この変換器には表示器がついていて、入力に対するスケーリング表示が可能です。【林】


 
 
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