2004年5月号 | |
ホットライン日記 | |
変換器のことなら何でもお電話ください。すべてのご要望にお応えできます。クレームについても対応します。 ホットラインフリーダイヤル 0120-18-6321 |
Q 発電機の回転数に限界値を設定し、それを超えたときに接点信号を出力する変換器を探しています。なお、リミット値は外部のデジスイッチによって設定し、発電機の回転数がその値を超えたときに警報信号を出力し、発電機の回転を制御させたいと考えています。これを実現するのに適した製品とシステム構成を教えてください。 |
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Q ある分析装置で、基準になるサンプルガスを入れ、キャリブレーション(ゼロ・スパン調整)を行うのですが、測定値が安定したことを検出して、調整のタイミングを自動的に得たいのです。現状は、人間が目で見てボタンを押しています。このとき、上昇測定値安定の判定が必要なときにONとし、下降測定値安定の判定が必要なときにOFFとする外部接点信号を使用しています。このような希望を実現できるよい方法はありませんか。 A MsysNet機器のDCSユニット(形式:SMA)をご採用いただければ対応可能です。SMAで測定値を読み込み、内部の演算ブロック(変化率警報)で、警報設定値を0にしておけば、測定値上昇中は正方向変化率警報はONで、安定したときにOFFになることにより判定できます(上昇測定値安定)。測定値下降中は負方向変化率警報はONで、安定したときにOFFになることにより判定できます(下降測定値安定)。シーケンスブロックで、外部接点入力信号と上昇測定値安定のANDをとり接点出力をONに、また、外部接点入力信号のNOTと下昇測定値安定のANDをとり接点出力をONにすることで、ご希望の機能を実現できます。変化率判定は、0.5秒毎に行います。【野田】 *MsysNetはエム・システム技研の登録商標です。 |
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Q 現在、原料ラインの流量計(No.1)のパルス信号をコンピュータに取り込んで、流量(積算値)を管理しています。今回、ラインの増設に伴い流量計が1台増えます。既設ラインとの合計流量をコンピュータで管理したいのですが、コンピュータのソフトを変更すると費用がかさみます。何かよい方法はないでしょうか。 A 新製品のパルス加算器(形式:JPS2)のご採用を提案します。JPS2は2つの入力パルス信号を合計して出力させることができます。また、プログラミングユニット(形式:PU-2A)を使用することにより、JPS2は入力レンジ(0~2kHz)の変更・検出レベルの変更・フィルタの設定などを現場で行うことが可能です。【雑賀】 |
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Q 2つの水槽の水位差(-1~1m)の信号を、直流入力変換器(形式:SV)でDC0~10Vに変換し、受信計器に入力しています。設備変更に伴い受信計器の入力仕様がDC0~2Vに変更になります。SVの出力信号を抵抗分圧器によってDC0~2Vにしたいのですが、各抵抗値はどのように決めればよいでしょうか。 A 直流入力変換器SVの出力側の許容負荷抵抗値は1000Ω以上と規定されているため、分圧器の全抵抗値を10kΩとします。10Vレンジの2Vレンジへの切替えですから、分圧比は20%になります。したがって、8kΩと2kΩを使用し、2kΩの両端から受信計器に接続することで対応できます。なお、3線式の可変抵抗器を使用すれば、微調整も可能になります。【松島】 |
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