2004年8月号

エム・システム技研の特殊仕様変換器への対応(2)

(株)エム・システム技研 開発部
 
は じ め に
 2004年3月号の本誌では、エム・システム技研が、お客様のご要望にお応えし、積極的に製作に取り組んでいる特殊仕様製品についてご紹介しましたが、今回は、お客様のご要望を受けてから特殊仕様製品が製作されるまでの流れについてご紹介します。

お客様からのご要望
 エム・システム技研では、お客様窓口としてホットライン(フリーダイヤル0120-18-6321)を設けています。こんな製品がないか、この製品でこんなことができないかなど、質問、疑問をおもちのときはぜひご利用ください。
 標準製品で対応できないものについては、特殊仕様製品にて対応できるかどうかを検討させていただきます。

特殊仕様の検討
 特殊仕様の検討結果は、お客様への翌日回答を原則としています。ご要望の特殊仕様への対応可否を検討するために実験を必要とする場合や、特殊仕様製品に使用する部品の納期を部品メーカーに確認する場合など、検討に数日かかることもありますが、あらかじめお客様にご連絡した上で、検討期間をいただいています。
 エム・システム技研では、お客様からの特殊仕様のご要望に対し、「お断りしない」ことを念頭におき、検討させていただいています。毎月約150件の特殊仕様を検討する中で、どうしてもお受けすることができない特殊仕様が数件はありますが、このようなときは、「複数の変換器の組合せ」で代替案を提案させていただくことがあり、また、エム・システム技研が不得意とする分野では、他のメーカーを紹介させていただくこともあります。

特殊仕様の確認
 特殊仕様の検討結果、製作可能となった製品については、標準製品の仕様から異なる点をご連絡する「特殊仕様のご案内」の文書を提出させていただくとともに、お客様からのご要望があれば、特殊仕様専用の仕様書・取扱説明書を作成します。また、外形図に変更がある場合は、必ず専用外形図を提出させていただきます。そこでこれらの資料をご覧になり、ご要望になった製品仕様のとおりであることをご確認のうえ、ご発注ください。

特殊仕様製品の製作
 お客様からのご注文を確認したのち、特殊仕様製品の製作を行います。特殊仕様製品であるため、標準製品とは異なる工程(製作方法・調整方法・検査方法など)が必要になりますが、エム・システム技研では、短期間で特殊工程の指示・作業を行い、お客様のご希望納期にお応えするよう努めています。ほとんどの場合、標準製品と同じ納期で対応させていただいています。

お わ り に
 簡単ではありますが、お客様のご要望から特殊仕様製品が製作されるまでの流れについてご紹介しました。
 なお、特殊仕様製品には、特殊仕様ごとに採番した管理番号をラベル(Special Label)に印字し貼付しています(図1)。この管理番号が分かれば、同じ特殊仕様製品の追加製作が可能です。また、出荷後のサポートも標準製品と同様に行わせていただいています。
 エム・システム技研では、今後もお客様からのご要望にお応えし、特殊仕様変換器の製作の検討をさせていただきます。
 お困りのときは、ぜひお客様窓口ホットラインにお気軽にお電話ください。 ■
 
 
 
 
戻 る 進 む

*. 本ウェブサイト上に掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。記載内容はお断りなしに変更することがありますのでご了承ください。

*. 本ウェブサイト上の表示価格には消費税は含まれておりません。ご注文の際には消費税を別途頂戴いたします。

MG 株式会社エムジー

Copyright © 1992 MG Co., Ltd. All rights reserved.