2004年11月号

ホットライン日記

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Q 工場内に点在している排水ポンプの運転状態を、構内LANを使用して監視することを検討しています。常時監視する必要はありません。異常発生時にメールなどで異常を通報できること、また異常発生時に現場の状況が確認できること、さらに1日1回、監視室のPCで日報などを確認することを希望しています。このような目的に適した製品はありませんか。

A それぞれの排水ポンプについてWebロガー(形式:TL2W)を設置することで対応できます。TL2WはEthernet構内LANにHUBを介して接続できます。メールに関しては、Eメール通報機能を標準でもっています。したがって、お客様のメールサーバに接続いただければ、異常時にEメールで通報することができます(図1)。現場の状況確認に関しては、標準機能として汎用性の高い7種類の現場管理/監視用画面(トレンド画面など)を用意しています。したがって、異常発生時にPCのWebブラウザソフトにそれぞれのWebロガーに設定しているIPアドレスを入力することによって、対応する画面を確認できます。なお、標準画面として日報、月報、年報も用意しています。また、日報、月報、年報データを定時にファイル転送するFTP(File Transfer Protocol )機能ももっています。【山田】

 

Q シートの巻き取り量を、ロータリエンコーダ(電圧パルス出力)を使って測定し、現場で表示しています。今回、表示器を中央監視室に移設することになりました。現場と中央監視室は遠く離れているためノイズ対策が必要です。このような使用目的に適した機器はありませんか。

A パルスアイソレータ(形式:RPPD)を2台使用されるのがよいでしょう(図2)。現場側RPPDの出力としては、このたび追加された仕様であるノイズに強いRS422ラインドライバ・パルス出力をご選定ください。また、中央監視室側のRPPDについては、RS422ラインドライバ・パルス入力仕様をご採用ください。このシステムなら、パルス信号伝送区間でのノイズによる問題を十分に防止できます。【井上】

 
Q PLCにデータを取り込みながら、パソコンでも同じデータの記録を行いたいのですが、何かよい方法はありませんか。

A リモートI/O R5シリーズをご使用ください。R5シリーズには、通信カードを2枚装着できます。データ入力を取り込むだけであれば、異なる通信カードを使うことができます。パソコンとの間の通信カードとしてはModbus対応の通信カード(形式:R5-NM1)を使います。データを記録するには、PCレコーダソフト(形式:MSR128)を使用するのが適当ですが、お客様ご自身でソフトウェアを作成することも可能です。PLCとの間の通信には、PLC通信プロトコルに対応した通信カードをご選択ください。たとえば三菱電機製PLCに対しては、CC-Link対応の通信カード(形式:R5-NC1、R5-NC2)を用意しています。【野田】


 
 
Q 現場の無人設備に温度監視用打点記録計が使われています。今回は、この記録計の単なるリプレースを検討していますが、将来的には上位PCからインターネットエクスプローラなどのWebブラウザソフトによってデータを監視することも予定しています。このような計画を実現するのに適した製品はありませんか。

A 現場での温度データの記録には、パネル取付けタイプのチャートレス記録計本体(形式:73ET/74ET/75ET)を使用され、上位PCでの遠隔監視には、Webロガー(形式:TL2WまたはTL2W2)を使用されるとよいでしょう。TL2Wは、収集・蓄積した現場データをパソコンのWebブラウザによって監視するとともに異常メッセージを携帯電話やパソコンへ送信できる製品です。チャートレス記録計本体とWebロガーは、いずれも別途I/Oを必要としますが、リモートI/O R5シリーズを組み合わせれば、通信カードを2枚実装できますから、I/Oを共有することが可能です(図4参照)。 【神原】


 
 
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