1999年3月号 | |||||
ネットワーク計装部品MsysNetシステムMsysNetニュースNo.44 | |||||
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新製品情報 ●テレカプラ・テレメータ用ビルダーソフト MsysNetのテレカプラ・テレメータ用として、ビルダーソフト(形式:TELBLD)が完成しました。 MsysNetシリーズのテレカプラ・テレメータでは、小規模から大規模までフレキシブルな構成が可能です。しかも、監視操作ソフト(形式:SFDN)との組合せでデータロガーまで構築可能であるため、大変ご好評をいただいています。 しかし、従来のテレカプラ・テレメータに比べ、設定操作のためにMsysNetの基礎的な知識が必要でした。そこで、誰でも簡単に設定できるようにするためのツールに対するご要望が高まり、TELBLDの開発に到りました。 【TELBLDの特徴】 TELBLDによって、MsysNetシリーズのモデムインタフェース(形式:SMDM、SMM)とリモート入出力ユニット(形式:SML)を用いて構成されるテレカプラ・テレメータの設定を行うことができます。 機器配置と簡単な設定により、各カードの計器ブロックデータを自動生成します。MsysNet計器ブロックの知識がなくても、容易にシステムを構築できます。 主な特徴を挙げれば、以下のとおりです。 ●多局対応 テレカプラのとき、最大17局までの多局に対応します。 ●グラフィカル設定 局構成図(図1参照)で、カードを配置することにより、局の構成を容易に構築できます。 また、局間のリモート入出力ユニット同士を結ぶことにより、ユニット間データの流れを設定できます(図2参照)。 ●多彩な通報パターン テレカプラの通報動作は電話のかけ方画面(図3参照)で設定します。 通報パターンには、以下に列挙する種類があります。 ①アナログ3種類(16パターン) 上下限:データ上下限で通報 変化率:データ変化率で通報 偏 差:2データの偏差で通報 ②デジタル3種類(32パターン) ON :OFF→ON時通報 OFF:ON→OFF時通報 変化:データ変化時通報 ③復電通報(1パターン) アナログとデジタル合わせて32パターンまで登録可能です。 ●テレメータ子局の自動生成 テレメータのとき、親局の機器構成から、子局の機器配置とデータの流れを自動設定できます。 ●ドキュメントの印刷 表紙、全局の状況(目次)、各局の設定内容を印刷します。 ●プログラミングユニットモード プログラミングユニット(形式:PU-2□)と同様の操作を用意しています。 以上の説明でお分かりのように、TELBLDにより、MsysNetシリーズのテレカプラ・テレメータが、ますます使いやすくなりました。 エム・システム技研では、より多くのお客様のご要望にこたえられるよう、これからも努力して参ります。今後ともご愛顧のほど、よろしくお願い申しあげます。 エムシスネットクラブメンバー紹介 今回は、MsysNet製品を使用したシステムを数多く手がけられている株式会社エイトシステムをご紹介します。 ●エムシスネットクラブメンバー 株式会社エイトシステム 西川 豊二 様 〒192-0906 東京都八王子市北野町579-6 TEL. 0426-56-3211 FAX. 0426-56-3226 eメール:LEF07024@nifty.ne.jp (株)エイトシステムは総勢12名のこじんまりとした会社ですが、少数精鋭の強者集団と自負しています。 (株)エイトシステムは、産業用配電盤、制御盤メーカーである(株)エイト電機の、システム設計部門を担う会社です(ハードはエイト電機、ソフトはエイトシステムの分担)。MsysNet製品をはじめ、各社のシーケンサ、パソコン等を駆使して、お客様によりご満足いただけるシステムを作るべく、日々奮闘しています。 ■ *MsysNet、テレカプラはエム・システム技研の登録商標です。 【(株)エム・システム技研 営業技術部】 |
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