1999年9月号 | |||||
ホットライン日記 | |||||
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Q 紡糸機などにおいて、糸切れが起きると周囲温度が上昇します。この現象を利用し、素早く糸切れを検知して警報を鳴らすようにしたいのですが、周囲温度は正常時も常に変化しているため、普通の警報設定器のように、温度がある一定値以上のときに警報を鳴らすシステムでは検知できません。何か良い方法はありませんか。 A 入力の移動平均値を出力するデジタル式フィルタ(形式:JFT1)と、偏差アラームセッタ(形式:AYDV)とを、図1のように組合せることによって検知可能です。デジタル式フィルタ(形式:JFT1)を通して得られた移動平均値を基準入力(REF)として偏差アラームセッタ(形式:AYDV)に入力します。こうすれば、周囲温度が急激に変化したとき、それ以前の周囲温度である基準入力(REF)と測定入力との間に偏差が生じ、警報出力が得られます(図1参照)。 Q 既設の流量計(出力DC10~50mA)のリプレースを行うために、新しい流量計を購入しました。出力信号はDC4~20mAです。監視側のメータ類は、既設(入力DC10~50mA)をそのまま使用したいのです。絶縁付でこれに対応できる変換器があるでしょうか。 A 小形高精度ハイパワーアイソレータである絶縁付直流入力変換器(形式:SVA)をご使用いただければ、入出力間を絶縁し、なおかつDC4~20mAをDC10~50mAに変換することが可能です(図2参照)。 Q NTTのISDN回線(INSネット64)に接続されている機器を、雷サージから保護する避雷器はありませんか。 A ISDN用避雷器(形式:MD-INS)をご用意しています(図3参照)。これは、ISDN回線から侵入してくる雷サージから、機器(DSU)を保護する避雷器です。ISDN回線との接続方法は、モジュラジャック接続とソケットのネジ端子接続のどちらでも可能です。放電耐量は、モジュラジャック接続で100A(8/20μs)、ネジ端子接続で10000A(8/20μs)となります。 (ご注意:ネジ端子接続を実施される場合は、「工事担任者」の資格が必要です。) Q 盤の更新を検討中ですが、既設の信号に追加して新しく取込みたいアナログ信号がたくさんあるため、変換器としてM・UNITシリーズを使用すると、既設の盤と同じ大きさの盤には収容できません。何か良い対策はありませんか。 A みにまるシリーズ(図4参照)のご採用をお勧めします。みにまるシリーズのケースの幅は、M・UNITシリーズの約半分(W23×H76×D124mm、形式:M2PVは除く)と省スペース形になっています。取付方法はM・UNITと同様、DINレール取付ですが、16連ベース(形式:M2BS)を使用すれば、電源を一括供給できるようになっているため省配線にもなります。みにまるシリーズは、CC-Link、DeviceNetといったシーケンサの、ネットワークのアナログI/Oとしても使用可能です。この場合、専用ボード(形式:M2BC/M2BD)を使用すると、通信線は1対のツイストペアケーブルで結線できますから、さらに省配線となります。機種も豊富ですし、CEマーキング、UL規格などの海外規格に適合しています。 *みにまるはエム・システム技研の登録商標です。 |
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