2000年1月号 | ||||
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Q 図1に示すリレー回路でスイッチを2km先のパネルに移設したところ、リレーがずっとONのままの状態になってしまいました。どうしてでしょうか。 A ケーブルの2本の電線間には浮遊容量 (図2参照)があります。ケーブルを延ばすと、この容量が増大し、電線間の交流抵 抗(インピーダンス)が減少したため、スイッチをOFFにしているにもかかわらず、リレーがONになったのだと考えられます。この対策としては、接点分配器(形式:KMT)の使用をお奨めします。KMTの本来の用途は、1つの接点入力を2つの絶縁された接点出力に分配するためですが、この場合、入力回路が直流動作であって、浮遊容量 の影響を受けない性質を利用するわけです。なお、許容される導線抵抗は往復で3kΩ以内ですが、計装関係で通 常使われている電線(2スケア線)の1kmあたりの抵抗は約20Ωですから、この場合、スイッチを最大75km先に配置することができます(図3参照)。
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Q コンプレッサやマンホールポンプのように、不規則かつ断続的に動作する動力機器の定期点検時期を自動的に知りたいのですが、何か良い方法はありませんか。 A 運転時間積算変換器(形式:MWK)をご利用ください。MWKは対象となる動力機器の運転接点(a接点の信号)を入力すると、接点がONの間、あらかじめ設定された周期でパルスを出力します。このパルスをカウントすれば、動作時間の積算値を知ることができますから、適当な点検時期が事前にわかります(図4参照)。 |
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