2000年12月号

ホットライン日記

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Q 雨量計からの出力パルス信号を積算して現場指示するとともに、一定降雨量に達した場合に、電話回線を介して音声で離れた場所の管理者に通報したいのですが、良いシステムはありませんか。

A パルス積算アナログ変換器(形式:JPQD)、バーグラフ指示計(形式:48V)および小形信号監視ロボットてれまる(形式:TLO)の組合せをご提案します。JPQDには、積算したパルス値をアナログ信号として出力する機能と、警報設定値に達したとき接点信号を出す機能があります。JPQDから出たアナログ出力を指示計48Vにて現場指示し、設定値を超えた入力が入ったときに出る警報接点信号をTLOに取り込めば、電話回線を介して、あらかじめ設定した内容の通報文を音声で管理者の元へ届けることができます。なお、TLOの通報先は4件まで設定することができ、携帯電話への通報も可能です。

てれまる は、エム・システム技研の登録商標です。

Q エム・システム技研製の比率変換器(形式:FRTD)をよく使っており、通常は、サムロータリスイッチでレシオを変更しています。これを外部信号を使い遠隔地から変更したいのですが、可能でしょうか。

A 比率変換器ではできませんが、デジタル式演算変換器(形式:JF)とポテンショメータ変換器(形式:PM)を使用すれば可能です。JFを付加コード(演算式)「/4」とし、X1を入力、X2をPMからの外部遠隔信号としたとき、下記演算式でK0=K1=K2=1、A1=A0=0、A2=0.5とすれば、X2が50%(=0.5)のとき、出力X0はX0=X1になります。X2を変化させることにより、入力X1に対応する出力X0への変換係数を変化させることができます。
 X0=K0 (K1 X1+A1)(K2 X2+A2)+A0

Q PCレコーダ(形式:R1M)を使って簡単なロギングシステムを作りたいのですが、計測点との距離が離れているため困っています。何か良い方法はないでしょうか。

A PCレコーダ(形式:R1M)は、RS-485によって信号伝送距離の総延長を500mまで延ばすことができます。たとえば、500m先に温度計測イントが8点、また250m先に温度計測ポイントが8点、さらに近くに温度計測ポイントが8点あった場合は、図3に示す構成で取り込むことができます。この場合、信号伝送速度は38.4kbpsです。

 電磁ピックアップによる交流電圧信号の周波数をアナログ信号に変換したいと考えています。センサを頻繁に変えたいので、入力レンジが容易に変更できる変換器を紹介してください。

 レンジ可変形パルスアナログ変換器(形式:MPAU)の、近接センサパルス入力(検出レベル:L=0mV、H=150mV)のタイプが好適でしょう。
 なお、レンジ変更は、前面のロータリスイッチで行いますが、そのほかにも、不均等パルスの補正やダンパー設定(出力回路のフィルタ機能)なども、パネル前面から行えます。

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