2000年12月号 | |||||||||
Interface & NetworkNo.8 | |||||||||
本文の内容に関してご質問やご要求がありましたら、ホットラインフリーダイヤル
0120-18-6321 にてお気軽にお申し付けください。 ホットラインEメールアドレス hotline@m-system.co.jp | |||||||||
SFEWはMsysNet製品の計器ブロック注1)用ビルダーソフトで、カード内の処理システムを構築するのに欠かせないものです。DOS版からWindows版への変更により操作はしやすくなりましたが、なお機能的にやや使いにくい面がありましたので、今回のグレードアップにより、この点を改善しました。新バージョンNo.は1.30になります。 主な改良点は次のとおりです。 ●グループ単位のダウンロードを可能にしました。従来は、1つのグループだけ修正しても、ダウンロードはすべてのグループに対して行われるため、修正作業の効率が悪いという問題がありましたが、この点を解消しました。 ●従来はカードの種類の変更時に設定内容が失われてしまいましたが、設定内容を引き継ぐようにしました。 ●テレロガー(形式:TLX)のバンク2注2)への設定ができるようにしました。TLXは、遠隔でロギングを行い、電話回線経由で情報を送る装置ですが、NestBusを介してI/Oの拡張が可能です。拡張のために設定を行う場合、従来は、プログラミングユニットでしか操作ができず、その結果、複数台に同様の設定を行う場合には手間がかかり、設定内容の保存もできませんでした。 旧バージョンからのバージョナップ費用については、担当営業またはホットラインにご相談ください。
常務取締役 技術部長 本家 誠示 様 〒739-1752 広島県広島市安佐北区上深川町701-1 TEL:082-844-1999 FAX:082-844-1011 E-mail:koei@ma.neweb.ne.jp 幸栄電機(株)は創業以来26年、制御盤類の設計製造を主に手掛けてきました。最近は、水処理関係の仕事が増えてきており、制御盤だけでなく中央監視装置や通信に関連する仕事のウエイトも大きくなってきています。ユーザーのご要望を実現すべく、エム・システム技研製品をはじめとし、各種の製品情報をもとにご提案し、種々のシステムを納入しています。 近年は、IT関連技術の発展に伴い、様々な通信形態が可能になってきました。このような状況下に、私どもは、全国のエムシスネットクラブメンバーとの情報交換、導入実績等の連絡を密にしながら、相互の発展を目指しています。 図1は小規模の監視対象を集中監視する納入システムの例です。監視対象が近隣にある場合には、PHSトランシーバまたは簡易無線によって通信コストの大幅削減が可能です。また、これらで対応できない遠距離施設の場合には、電話回線を併用します。なお、テレロガーTLXの入力点数はNestBusにより拡張し、1台で複数の監視対象からの通報を受けもつようにしました。 ■ 注1)計器ブロックは、カードに設定されるソフト機能のブロックです。詳細は、「計器ブロックリスト」(改7:2000年9月発行)に記述されています。 注2)バンク2はNestBusを介して拡張したI/OとTLX間のデータのやりとりをするためのソフト的な中継端子です。 *テレロガー、MsysNetはエム・システム技研の登録商標です。
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