2001年1月号

ホットライン日記

変換器のことなら何でもお電話ください。すべてのご要望にお応えできます。クレームについても対応します。
ホットラインフリーダイヤル 0120-18-6321

 
Q 直流入力変換器(形式:SV)の採用を検討しています。仕様書を見ると電圧出力の製作可能範囲のところに、出力バイアス:出力スパンの1.5倍以下と書かれています。これはどういう意味ですか。なお具体的には、入力DC0~5Vに対し出力をDC3.5~5Vにしたいのですが、可能でしょうか。

A ご希望の入出力仕様を例にとると、出力バイアスは3.5V、出力スパンは5V-3.5V=1.5Vです。一方、出力スパンの1.5倍は、1.5V×1.5=2.25Vであり、出力バイアスが出力スパンの1.5倍より大きくなり、製作可能範囲を超えてしまいます。もし、入力をDC-5~5Vにし、出力をDC2~5Vとスパンを広げれば、標準品で製作できます。詳しくはホットライングループまでお問合せください。 

Q 流量制御を行っています。2系統の流量の差が一定値以上になったとき、警報出力を取り出すことを検討しています。2系統の流量信号は、どちらもDC4~20mAです。適当な方法がありますか。

A 偏差アラームセッタ(形式:AYDV)の採用をご提案します。一方を基準入力信号(REF)、他方を測定入力信号(MEAS)として接続します。偏差の設定は-50%~50%の範囲で行います。大小比較もできますが、絶対値で比較する場合は、マイナス側、プラス側を同じ値として2出力のORをとることで対応可能です。

Q 設備メーカーですが、設備が異常になった場合に、その状況を離れた場所から知る必要があります(複数の設備の立ち上げを担当していて、別の現場で前に立ち上げた設備の異常状況を知りたい)。異常接点信号をトリガーとし、相手先(携帯電話)に電話をかけ、異常状況を知らせることができる機器を紹介していただけませんか。

A 異常通報装置である、小形信号監視ロボットてれまる(形式:TLO)をご提案します。これには接点信号8点を入力することができ、また、あらかじめ決められた内容(メッセージ)を接点信号ごとに設定することができます。ある信号が入ると、所定の相手先にダイヤルし、接続された場合に決められたメッセージを電話の音声またはポケベルの表示で伝えることができます。なお、アナログ信号4点入力の機種としては、てれとーく(形式:TLA)があります。この場合は、アナログ測定値をスケーリング済みの実量で読み上げることができます。

てれまるてれとーくは、エム・システム技研の登録商標です。

 近接スイッチから出力されるオープンコレクタパルスを、PLCのDi端子に入力することを考えています。PLCに入力するためには、最低20msのパルス幅が必要ですが、近接スイッチからのパルス信号の幅は数msなので、直接入力することができません。パルス幅を広げる方法はありませんか。

 センサ用電源付パルスアイソレータ(形式:YPD)を用意しています。YPDでは、出力仕様としてパルス幅を一定にするワンショット出力機能を選択できます。この機能を使えば、ワンショット出力のパルス幅を1~30msの範囲で設定できるため、PLCに必要なパルス幅を確保できます。YPDは、このような用途以外に、発信側接点のバウンディングに起因する、カウンタなど受信計器側のオーバーカウントの防止にも使用できます。

 PCレコーダソフト(形式:MSR32)でトリガーをかけて記録をしたいと思っていますが、データが3600データしか採れないので困っています。実際に採りたいデータは6000データ程度です。何か良い方法はありませんか。

 自動収録モードで対応できます。1チャンネルをトリガーのために占有することになりますが、トリガー収録モードと同等の操作で収録することができます。本来自動収録モードは、与えられた条件が成立した場合にデータの収録を実行し、条件が不成立の場合収録を停止するモードですから、事前に条件を設定すれば良いわけです。たとえばデジタル設定にして、ONのときは記録し、OFFのときは停止するという条件を1つのペンに与えておけば良いわけです。

戻 る 進 む

*. 本ウェブサイト上に掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。記載内容はお断りなしに変更することがありますのでご了承ください。

*. 本ウェブサイト上の表示価格には消費税は含まれておりません。ご注文の際には消費税を別途頂戴いたします。

MG 株式会社エムジー

Copyright © 1992 MG Co., Ltd. All rights reserved.