2001年2月号

ホットライン日記

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Q 1500Aの交流大電流をコンピュータで監視するため、4~20mAの計装用統一信号に変換したいのですが、計器用変成器CTを設置するスペースがありません。何か良い方法はありませんか。

A 設置スペースをほとんど必要としないロゴスキーコイル電流センサを使用する、エム・システム技研の広帯域電流変換器(形式・CTS)を採用されると良いでしょう。この電流センサには設置場所の制約がなく、かつ設置に当たって電線切断などの工事の必要もなく、設置(着脱)が極めて容易です。
 詳細については、本誌2000年4月号の「CT変換器」の記事をご参照ください。 

Q 排水ポンプの運転・停止による、タンク内水位のON/OFF制御を計画しています。水位計からのDC4~20mA信号により、警報設定器を介してポンプを駆動すれば良いかと思いますが、ハンチングを起こす懸念があります。たとえば、運転開始の上限を80%とし、この点でポンプを起動して排水を始め、60%までは運転状態を維持させるような方法はないですか。

A
 エム・システム技研のデジタル設定形警報器デジアラーム(形式:AS4V)を使用されるのが良いでしょう。これは最大4点の警報(制御)用接点信号を出力することができ、各警報点には任意のヒステリシスを設定することが可能です。ご質問の場合、警報上限を80%、ヒステリシスを20%とすることで、水位が80%に達すると警報が働き、60%になるまで警報動作を保持します。
デジアラームは、エム・システム技研の登録商標です。

Q SSRを使って、ヒータをON/OFFすることによる温度制御を検討しています。既設の調節計からDC4~20mAの制御出力 が得られますが、それが4mAのときはOFF、12mAのときはON/OFFを50%で繰り返し、20mAのときはONに変換するような製品はありませんか。

A デューティパルス出力変換器(形式:MTD)を用意しています。MTDは、入力に対応して出力のデューティ比が0~100%の範囲で変化します。出力はSSR駆動用で、ONのとき24V、最大電流は50mAです。

 こちらは紡績工場です。糸巻き取り機の巻き取り速度制御を行うことを検討中です。素材ごとに、巻き取り張力を決められた
一定値に保つ必要があるため、巻き取りの厚さに関わらず、巻き取り速度(線速度)を一定に制御する必要があります。現在は、巻き取り軸の回転速度をエンコーダを使って検出し、パルスアナログ変換器(形式:JPAD)により回転速度信号を得ています。しかし、これは巻き取り速度(線速度)に比例しません。巻き取りの厚さを2線式ポジション発信器(形式:VOS2T)などで検出し、巻き取り速度に比例した信号を得る方法はないですか。。

 巻き取り軸の回転速度と巻き取りの厚さを乗算した結果が、巻き取り線速度になります。JPADの出力とディストリビュータ(形式:YVD)を経由したVOS2Tの出力をデジタル式乗算器(形式:MLS)に入力することにより、出力として巻き取り線速度を得ることができます。。

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