2001年5号 | |||
ホットライン日記 | |||
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Q こちらは化学工場です。先のDCS導入時に、その周辺変換器として18・RACKシリーズ信号変換器を採用しました。今回は、PLCに18・RACKシリーズを接続したいと考えています。どのようにすれば良いですか。 A PLCの入出力カードと18・RACKの出力を接続する方法もありますが、マルチアナログ入出力ユニット(形式:60□)を用いると、コネクタ一括で入力または出力をDeviceNet(形式:60Dの場合)やCC-Link(形式:60Cの場合)などに結合できます。既設、新設を問わず18・RACKシリーズの豊富な機種を使って入出力が可能です。電/空、空/電変換器を使えば、PLCに対して空気圧信号の入出力も行うことができます。 |
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Q カップル変換器の出力を表示しています。変換器の入力温度範囲は0~500℃ですが、250~350℃の部分を拡大して表示するため、10区分均等目盛への割付を0の位置に0℃、1の位置に250℃、9の位置に350℃、10の位置に500℃としたいと考えています。良い方法はないですか。 A リニアライザ(形式:JFX)を使えば、ご希望を実現できます。リニアライザは、本来、測定値を均等目盛で表示する目的で使用しますが、場合によっては意図的に不均等にすることも可能です。入出力信号間の関係は図2に示すとおりです。 |
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Q 現場と中央の間に1対のケーブルがすでに敷設されています。現場設備内の温度を測温抵抗体で計測し、その信号を既設ケーブルを使って中央側のコンピュータまで伝送して表示することを考えています。現場側には信号変換器を組み込むためのスペースはまったくなく、電源もありません。また、電源配線を新たに敷設することも考えていません。何か良い方法はありますか。 A ヘッドマウント形測温抵抗体変換器(形式:26R1)をご使用ください。26R1は、保護管付き測温抵抗体の端子箱に組み込める、超小形の2線式信号変換器であり、リニアライザおよびバーンアウト機能が付いています。DIN B type端子箱に適合、またCEも取得済みです。この26R1を端子箱に組み込み、現場に設置してケーブルを接続します。中央側には、2線式信号変換器に電源を供給するためのディストリビュータを用意してケーブルを接続し、その出力信号をコンピュータに接続することで、ご希望を満たすことができます。なお26R1の仕様の詳細については、仕様書にてご確認ください。今後、ヘッドマウント形変換器26・UNITシリーズで熱電対入力やユニバーサル入力タイプも発売する予定です。 |
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Q コンベアのスピードを計器室からコントロールしています。最低スピードは、現場側でポテンショメータを使って、手動で調整したいと考えています。どのようにすれば可能か、使用する製品を紹介してください。 A ポテンショメータ変換器(形式:PM-A-B)と高い信号を選択する選択変換器(形式:SES-2AA-B)を使用し、図4のように構成してください。手動でポテンショメータを調整し、最低スピードを設定します。最低スピード用手動設定値の信号を計器室からのコントロール信号より高いレベルの信号にすれば、手動設定時には、最低スピードでコンベアが動作します。 |
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