2001年7号

ホットライン日記

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Q 室温と外気温の差の絶対値を演算する必要があります。また温度計としては測温抵抗体(Pt100)を使い、引算の結果の絶対値を4~20mA(または)1~5Vに信号として出力したいと思います。良い方法がないですか。

A 測温抵抗体変換器(形式:KRS)を2台使って、それぞれの温度の変換を行った後、デジタル式演算変換器(形式:JF-AA-B/3、ゲインとバイアスK0=0.5、K1=1、K2=-1、A1=0、A2=0、A0=50)に入力し、演算させます。さらにJFの出力信号に対し、リニアライザJFK-AA-Bを使って補正します。補正では、入力2が入力1より大きく最大の差が開いた状態、つまり入力0%のとき出力を100%に合わせます。入力間に差がない状態(入力50%)で出力0%、入力1が入力2より大きく最大の差が開いた状態(入力100%)で100%出力になるよう設定すれば、ご希望を実現できます。


Q 流量計のパルスを積算し、信号0~1Vで出力したいと考えています。この用途に適した変換器を選定してください。その際、①入力がオープンコレクタになりますが、対応できますか。②その変換器は最大で何カウントまで設定できますか。③一度、カウント値を設定すると、もう変更はできませんか。

A
 パルス積算アナログ変換器(形式:JPQD)が良いかと思います。JPQDはオープンコレクタ入力に対応できます(入力信号「A」の無電圧スイッチをご選択ください)。パルスは最大で1,048,575カウントまで設定できます。なお、お客様のご指定がなければ、工場出荷時に1000カウントに設定されます。ご指定があった場合は、最大カウント値の範囲で出荷されます。なお、現場でカウント値を変更したいというご要望がしばしばあります。JPQDはプログラミングユニット(形式:PU-2A)で設定値を変更できる機能をもっていますから、現場での突然の変更にも対応できます。


Q タンクのレベル監視を行う目的で、2線式レベル計、ディストリビュータ(形式:DS)、バーグラフ指示計(形式:48V)を購入しました。タンク自体のレベルはフルスケールで2mですが、2線式レベル計の仕様を間違えてしまい5mで購入したため、タンクのレベルが100%(2m)のとき、ディストリビュータの出力信号は40%にしかなりません。すなわち、バーグラフ指示計の指示値は40%にしなりません。バーグラフ指示計でフルスケール(100%)を指示させるためにはどうしたら良いでしょうか。

A 問題は、センサの仕様選定ミスに起因しています。しかし、ご要望に沿い、信号変換器で手直しすることは可能です。
 すなわち、2線式レベル計に電源を供給するディストリビュータとバーグラフ指示計の間に直流入力変換器(形式:SV-ZA-B)または比率変換器(形式:MRTD-S-ZA-B)のいずれかを割り込ませることで対処できます。


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