2001年12月号 | |||||||||
Interface & NetworkNo.19 | |||||||||
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テレメータ(装置)というと、「大形、大規模、高価、扱いが煩雑」などが連想されます。しかし、この「インタフェース&ネットワーク」では、「ジャストフィットテレメータ」のように小規模で汎用的な製品も取り上げています(2001年5月号参照)。 今月号では、小形テレメータの決定版ともいえる「ポケットテレメータ」を構成するためのテレメータ変換器(形式:TMS)をご紹介します。信号点数は入出力合計で3~4点と少なくし、信号変換器M・UNITの外箱にモデム、モデムインタフェース部、入出力部をすべて組み込みました。回線については、ほとんどの地域でNTTがサービスを行っている帯域品目3.4kHz、300bpsを採用しています。たとえば、次のようなアプリケーションに対してはTMSの採用をぜひご検討ください。 ①水位のアナログ信号と上下限の警報信号を伝送 A局:Ai×1、Di×2 B局:Ao×1、Do×2 形式:TMS-2S1(アナログ出力信号は、DC4~20mAです) ②ポンプの運転指令(起動、停止)と運転状態(運転、停止)の確認 A局:Di×2、Do×2 B局:Di×2、Do×2 形式:TMS-2E□ そのほか、「将来は大規模伝送を行うが、当面は少点数で良い」、「大形テレメータの導入前にNTT回線のチェックを行いたい」などの用途にも好適です。 構成例を図1に示します。
株式会社 サカイエルコム 制御機器部 西内 浩二 様 〒918-8014 福井県福井市花堂中1丁目16番 45号 TEL:0776-36-3161 FAX:0776-36-7856 URL:http://www.sakai-elcom.co.jp/ 代表取締役社長:鈴木 武夫 設 立:1986年4月1日 資本金:5,000万円 従業員:98人 (株)サカイエルコムは、1986年にサカイオーベックス(株)の電子機器部門として発足し、以来、ソフトウェア技術、エレクトロニクス技術、メカトロ技術を駆使して、ユーザー各位のニーズにマッチした各種の制御(FA系/OA系/Web系)システム、自動計量/供給システム、また各種制御盤設計製作から電気工事まで、多岐に渡る製品とサービスを提供しています。 また1998年には、ISO9001の認証を取得し、設計から製造まで、ユーザーの皆様にご満足いただけるような、より良い製品作りに努力しています。 近年、かつて例を見ないほどに生産現場における徹底したコスト削減と、省資源・省エネルギー化の早期対応を課題とされるお客様が増えています。これまでは、生産性の向上のために、パソコン等を利用した各種生産情報のネットワークシステム化が進んできました。そして今後は、現場における各種制御量や計測量など、多種多様なフィールドデータの一元管理の必要性が高まると考えられます。 私たちは、これまで築いてきたパソコンベースの生産情報システムに、エム・システム技研のMsysNet製品群とIT関連技術を融合し、低コストでシンプル、しかも優れた効果を実現できる現場配信型のフィールドネットワーク情報システムをご提案したいと思います。今後ともよろしくお願い申しあげます。 ■ お詫びと訂正本誌前号(2001年11月号)の本欄の内容に一部誤りがありました。ここにお詫びするとともに、下記のように訂正させていただきます。 VBによるサンプルプログラムは、えむとーく(形式:TLM)には付属していません。 別途販売のテレコンポーネントライブラリ(形式:TLCOM、価格35,000円)に付属しています。 *MsysNetはエム・システム技研の登録商標です。
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