2002年3月号 | ||||||
超小形端子台型信号変換器M5シリーズ、
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(株)エム・システム技研 開発部 | ||||||
これらのシリーズ製品はともに端子台の形状をもつ変換器であり(図1)、分電盤の中でブレーカーや電磁接触器と一緒に配列できる圧着端子台構造にすることで、コンパクト化と配線のしやすさを狙っています。寸法については、分電盤の協約寸法(JIS協約形準拠 単極サイズ、W25×H94×D41 mm)に統一しています。DINレール取付けとし、分電盤の配線の合理化、薄型化、小形化設計に最適の形状を採用しています。 M5シリーズは出力と電源が独立した4線式であり、電源DC24V、入力、出力の間を絶縁した3ポート絶縁です。B5シリーズは出力ラインでDC電源を供給する2線式変換器であり、入力・出力間を絶縁した2ポート絶縁です。
●DINレール取付けであり、ワンタッチで取り付け、取り外しができます。 ●超小形でありながら、変換器としての性能は十分に保持しています。 ●省電力設計を採用し、使用温度範囲を広くしています。B5シリーズの場合は、-40~+85℃です。 ●CE電磁適合指令(89/336/EEC)に適合し、UL3111-1(一般安全規格)に準拠しています。 ●端子台上下2段をずらして配線時マーキングチューブの文字を読みやすくしています。 ●各種の入力信号に対応できます(表1参照)。また、応答時間は標準0.5s以下、高速応答形約25msであり、多様なニーズに対応可能です。 ●超小形でありながら、M5シリーズの場合、絶縁耐圧をAC2000Vまで確保しています。 ●操作が容易です。ゼロ調整およびスパン調整用のボリュームを前面に出しています。
品揃えを含め、お客様にご意見をお聞かせいただき、それを反映して行きたいと考えています。ご希望、ご意見をエム・システム技研ホットラインまで、ぜひお寄せください。 ■ |
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