| ２００２年５月号 | ||||||||||
Interface & NetworkNo.２３ | ||||||||||
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MSデータロガーに使用できるリモートI／O 装置として、R5シリーズに新たにModbus通信対応モデルを追加しました（図1参照）。R5シリーズは、モジュール化された電源部、通信部およびI／O 部をベースのスロットに差し込んで組み立てるビルディングモジュール構造になっています。また、I／O部としては、各種のアナログ入出力およびデジタル入出力モジュールがラインアップされています。アナログ入出力モジュールでは、入力と出力間および各チャンネル間が完全に絶縁されていることも大きな特長です（R5シリーズの詳細については、本誌2001年8月、9月号の特集記事をご参照ください）。 R5シリーズは、当初DeviceNet通信対応のモデルとしてスタートしましたが、このたびModbus通信（ModbusRTUもしくはASCII）対応のモデルを新たに開発しました。 このモデルは、MSデータロガーのModbusネットワーク（ModbusRTU／RS-485）にも接続することが可能であり、R5シリーズをMSデータロガーのリモートI／O 装置として使用できます。R5シリーズに本モデルが登場したことにより、MSデータロガー用のI／O装置として使用できる機種のレパートリーがますます拡大し、お客様のニーズに応じて最適な機種をご選択いただけるようになりました。
明協電機工業 株式会社 副工場長 志田 政弘 様 〒223-0051 神奈川県横浜市港北区箕輪町 2丁目17番18号 TEL：045-562-2010 FAX：045-562-3440 明協電機工業（株）は、エムシスネットクラブメンバーである明協電機（株）と同じ、明協グループに属し、ビルなどの高圧受電盤、水処理施設の受変電盤、動力盤、制御盤、計装盤、監視盤、路上局盤、そして上下水道施設の遠隔監視制御システム装置やコンピュータ応用機器を製作しています。 エムシスネットクラブには、グループ会社の明協電機とともに発足当初から参加しています。そして、MsysNet製品によるテレメータ、監視操作ソフト（形式：SFD）を使用した監視システムやロガーシステムを上水道設備として納入してきました。 最近では、MsysNetの専用線テレメータにSCADAソフトとしてのInTouchを組み合わせた仕事も手がけました。また、公衆回線を使用してフィールドのデータを収集することができるテレロガー（形式：TLX1）も、上水道設備における監視用として採用し、納入しています。 なお、インターネット（Web機能）を使った遠方監視の要求がユーザーから出てきています。エム・システム技研から、このような要求に対応できる新しい機器が発売されることを望んでいます。 ■ ＊MsysNet、テレロガーはエム・システム技研の登録商標です。
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