2002年7号 | |
ホットライン日記 | |
変換器のことなら何でもお電話ください。すべてのご要望にお応えできます。クレームについても対応します。 ホットラインフリーダイヤル 0120-18-6321 |
Q 既設設備からの温度や圧力などの信号(DC4~20mA)を、三菱電機のPLCにCC-Link通信を介して取り込みたいと考えています。これを実現するインタフェース機器はありますか。 A アナログ信号・CC-Link間のインタフェース機器である、CC-Link対応マルチアナログユニット(形式:R1C-GH)を使用すれば、既存のアナログ信号を簡単にPLCに取り込むことができます。R1C-GHは、熱電対または直流電圧信号を最大16点入力できる、アナログ信号のCC-Link通信対応用インタフェース機器です。図1に示すように、既存のアナログ信号を分岐してR1C-GHに入力すれば、CC-Link通信を介してアナログ信号をPLCに取り込むことができます(ただしDC4~20mAを入力する場合は、抵抗モジュール(形式:REM3-250)が必要です)。既存のアナログ信号が制御ループ中にあったりコントロール系において重要な信号である場合は、安全を考慮して、図2に示すように、既存のアナログ信号をアイソレータで絶縁してからPLCに取り込むことをお勧めします。なお、CC-Link通信用のインタフェース機器としては、R1C-GHのほかに、変換器と組み合わせて使用するフィールドネットワーク対応60・UNITシリーズ(図3)や61・UNITシリーズ(図4)もあります。詳しくはホットライングループまでお問い合わせください。 【高久】 |
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Q 工場の省エネ対策として、消費電力のデータ収集の実施を検討しています。設備毎に測定器を一定期間仮設置して、電力データを収集したいのですが、簡便なデータ収集法はないでしょうか。 A 現場まで持ち運べるデータ収集器として、ハンディレコーダ(形式:50HR、図5)があります。50HRは直流電圧、熱電対、測温抵抗体、積算用パルスなど様々な入力信号に対応した、ハンディタイプのPCレコーダです。収集したデータはICカード(フラッシュATAカード)に蓄積されます。データの解析は50HRの液晶表示画面でも行えますが、市販のPCMCIAアダプタを使用すれば、収集したデータをパソコンに取り込んで解析することもできます。また、Ethernet経由で、パソコンにオンラインでデータを収集して解析することも可能です。取得したデータがバイナリ形式であっても、付属のPCレコーダソフト(形式:MSR32)で読み込めば、CSV形式のファイルに変換できますから、Excelなど市販の表計算ソフトで解析できます。帳票作成は、同様に付属している帳票作成支援ソフト(形式:MSR-DB)によって、簡単に実現できます。 電力の測定には、仮設置であることも考慮して、補助電源不要の電力変換器(形式:LWTN)の使用をお勧めします。電力変換器への電源配線が必要ないため、機器の取り付け、取り外しが簡単になります。補助電源不要の変換器としては、電力測定用(LWTN)のほかに、交流電流、交流電圧、無効電力、力率用など、各種の変換器を用意しています。【松島】 |
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Q 計装盤のチェックをしていますが、エム・システム技 研のディストリビュータ(形式:M8DY)の単体でのチェック方法を教えてください。 A 可変抵抗器(10kΩ)と電流計を使って図6に示すように配線すれば、チェックできます。 ①ループ電源の確認:電圧計でA-C間の電圧を測定します。Aがプラス、Cがマイナスです。測定した電圧がDC24~28Vの間にあれば、ループ電源は正常です。 ②0%の調整:可変抵抗器Rを調整して、電流計の指示が4mAになるようにします。このとき、出力が「0%」になるようゼロ(Z)調整します。 ③100%の調整:可変抵抗器Rを調整して電流計の指示が20mAになるようにします。このとき出力が「100%」になるようスパン(S)調整します。 【雑賀】 |
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