2002年8号 | |
ホットライン日記 | |
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Q エム・システム技研の小形信号監視ロボットてれまる(形式:TLO)を採用し、構内電話回線を利用した音声による異常通報システムを検討しています。てれまるの仕様書を見ると、構内電話回線用交換機(以下PBX)の場合は、2線式で極性反転があることとなっていますが、「2線式で極性反転あり」とはどういうことですか。また、現在あるPBXではどのように調べたらよいのですか。 A PBXで「2線式極性反転あり」とは、NTTの一般電話回線に準拠したPBXのことです。極性反転とは、電話をかけて相手が受話器を取ったとき+-の極性が変わる機能で、一般電話回線が必ず備えている機能です。FAXでは、この機能を利用して、相手が応答したことを確認してからデータを送るようになっています。TLOも同様に、この機能で相手が受話器を取ったことを確認してから音声通報を行います。したがって、この機能がないPBXの場合には、TLOが異常通報をするため相手に電話をかけ、相手が受話器を取っても、TLOは相手が受話器を取っていることを認識できないため、相手側から見ると無言電話になってしまいます。 PBXには2線式以外にデジタル式がありますが、TLOは2線式以外では使用できないため注意が必要です。現在あるPBXが2線式かどうか、また極性反転機能があるかないかは、PBXのメーカーもしくは設置した業者に問い合わせてください。もし、そのPBXに極性反転機能がなくても、多くの場合、各PBXメーカーで用意している極性反転付モジュールなどを追加すれば、極性反転が可能になります。 【西谷内】 *てれまるはエム・システム技研の登録商標です。 |
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Q エム・システム技研製直流入力変換器(形式:M2VS)の仕様書を見ると、入力電圧範囲が最大DC300Vになっています。今回、DC0~1200Vの電圧を、絶縁してDC0~10Vの電圧信号に変換ののちPLCに取り込みたいのですが、何か良い方法はありませんか。 A 分圧ユニット(形式:M2VV-1)の採用をご提案します。M2VV-1の入力はDC±1200Vまで許容されています。M2VV-1の分圧比を1000分の1とご指定いただき、DC0~1200Vを0~1.2Vに分圧してから、直流入力変換器(形式:M2VS)に入力すれば、入力から絶縁された出力信号(DC0~10V)が得られます(図2参照)。 【志甫】 |
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Q 流量計からのパルス信号を受信して、流量の瞬時値と積算値を表示したいのですが、これを実現できる適当な製品はありませんか。 A NestBus用デジタル表示器(形式:ABD)をご提案します。ABDは6桁デジタル表示器で、パルス入力は、最大周波数10kHzまで受信可能です。パルス入力のほかに、アナログ入出力、接点入出力用端子ならびにNestBus用通信ポートを備えています。ABDはMsysNetシステム用製品です。他のMsysNet製品と同様、内部に様々な演算ブロックを備えていて、それらをプログラミングすることにより、いろいろな用途に使うことができます。また、図4に示すように、ABDの前面には、用途によって任意に割り付けられる押ボタンと表示ランプがあります。押ボタンを瞬時値と積算値の表示切り替え用に割り当てれば、今回ご希望の表示器として使えます。周波数の低いパルス信号であれば、パルス入力を表示ランプに割り当てることによって、入力の情況を目で見ることができます。なお、このようなプログラミングはお客様にご担当いただいています。また、プログラミングのご指導は、毎月の「MKセミナー」で行っています。詳しくは、ホットラインまでお電話でお問い合わせください。 【尾上】 *MsysNetはエム・システム技研の登録商標です。 |
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