2004年2月号 | |
ホットライン日記 | |
変換器のことなら何でもお電話ください。すべてのご要望にお応えできます。クレームについても対応します。 ホットラインフリーダイヤル 0120-18-6321 |
Q ヒータ電力を電力調整器(指令値に基づいてヒータに印加する電圧を制御する装置)で制御するシステムで、電力調整器の前段にCT、PTおよび電力トランスデューサを入れて消費電力を測定しています。この装置において、何か変換器を使用して電力調整器への電圧指令値によりヒータ消費電力をリニアに制御したいと考えています。よい方法はないでしょうか。 |
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Q 発電設備で、工業用水の除塵用スクリーンの目詰まりを検出するシステムを検討しています。信号としては、除塵用スクリーンの前後の圧力を計測し、DC1~5Vを出力しています。2つの圧力信号の差を使って、目詰まり警報を出したいのですが、具体的にどのようなシステムにすればよいでしょうか。 A 偏差アラームセッタ(形式:AYDV)の採用を推奨します。下流側の圧力信号を基準入力、上流側の流量信号を測定信号とし、その偏差で警報を出力することができます(図3)。なお、AYDVは2点出力の機能をもっていますから、軽異常、重異常と2段階でご使用いただくことも可能です。偏差は(測定入力-基準入力)であり、その警報値は-50~+50%の範囲で設定できます。今回の例についていえば、0~50%の範囲で設定可能です。【井上】 |
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Q 制御性を高めるために、流量信号のレベルに応じて4台の制御弁を使って流量を制御したいと考え ています。具体的には、信号レベルの区分として下記を予定しています。どのような方法をとれば実現できるでしょうか。 DC4~8mA →DC4~20mA(No.1のバルブ) DC8~12mA →DC4~20mA(No.2のバルブ) DC12~16mA →DC4~20mA(No.3のバルブ) DC16~20mA →DC4~20mA(No.4のバルブ) A リニアライザ(形式:FJFX)を4台お使いいただくことで可能です。通常の変換器では、バイアス分が大きすぎて製作できないような信号でも、リニアライザを使えば設定できます。なお、バルブの特性により設定を変更する必要が生じた場合にも、プログラミングユニット(形式:PU-2A)によって容易に対応できます。【雑賀】 |
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