1999年8月号 | |||
ネットワーク計装部品MsysNetシステムMsysNetニュースNo.38 | |||
本文の内容に関してご質問やご要求がありましたら、MsysNet専用フリーダイヤル
0120-18-1291 にて担当の福浦までお気軽にお申し付けください。 | |||
受 注 状 況 ●某公共事業体向け監視システム MsysNet用操作・監視ソフトとしては、エム・システム技研が独自に開発したSCADAソフトである「SFD」があり、オペレータズユニット(形式:OPU)にこのソフトをインストールし、WindowsNT版とOS/2版の2本立てで販売しています。95%以上のお客様が、操作・監視ソフトとしてSFDをお使いですが、なかには市販のSCADAソフトをご使用のお客様もおられます。 最近、図1に示すシステムを受注しました。 ハード的には、アスキー通信ユニット(形式:SMDF)とオペレータズユニット(形式:OPU)の間をRS-232-Cで接続し、ソフト的にはコマンドレスポンス方式で、カード(ユニット)のデータを読み込んだり、データをカード内に設定するものです。コマンドレスポンス方式とは、コマンドをASCII文字列で送ると、対応する応答がASCII文字列で行われる方式です。 主なコマンドの種類を表1に示します。コマンドとレスポンスの詳細なフォーマットをご希望の場合は、上記のフリーダイヤルにてお問合せください。 本システムのタスクは主に監視であり、各入出力ユニットからのデータを表示するために使います。そのため、実際には一部のコマンドしか使用していません。ワンループコントローラでPIDブロックを使用する場合は、PV、SP、MVなどのPIDデータを得るコマンドなども使用します。 MsysNetはオープン化されたシステムですから、お客様の方でプログラムをしていただければ、このようにオペレータズユニットとカードの間でデータのやりとりが可能です。 なお、SCADAソフトとしてFIX DMAX(Intellution社製)、InTouch(Wonderware社製)などのドライバソフトがすでに市販されていますが、これらのソフトをご使用になる場合は、コマンドを直接記述する必要はありません。 NestBusの代わりにM-Busを使用する場合は、アスキー通信ユニットとしてSMDFではなくDLF2を使用します。 なお、L-Busの場合は通信ユニットとしてLANカードを使いますので標準装備となります。 ■ *MsysNetは、エム・システム技研の登録商標です。 【(株)エム・システム技研 営業技術部】 |
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