1999年9月号
ネットワーク計装部品MsysNetシステム

MsysNetニュース

 No.39
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製 品 情 報

●WindowsNT版の監視・操作ソフト(形式:SFDN)の発売開始につきましては、本誌98年4月号でお知らせしたとおりですが、このたびお客様からの御要望に応えて、これに複数の新しい機能を追加しました。今回は、新しい機能のなかから、時計機能についてご紹介します。
 時計機能は、OS/2版ではオプション機能として、コンピュータの日時と曜日をMsysNetのカードに送ることができました。WindowsNT版では、これが標準装備であり、しかもその内容をさらに充実させ、「時計出力計器」と呼ばれる機能を加えました。 「時計出力計器」は、オペレータズユニット(形式:OPU)の内蔵クロックを用いて、ユーザーが指定した時刻に、伝送端子をON/OFFしたり、アナログ伝送端子に、月日、時分、日、曜日のいずれかを自動設定する機能です。
  具体的には、次の3種類を用意しています。
(1)指定された伝送端子を、1日に1度、自動的にONおよびOFFにする時刻を設定します。
(2)指定された伝送端子を、1時間毎に自動的にONおよびOFFにする時刻(毎正時からのオフセット分)を設定します。
(3)月日、時分、日、曜日のいずれかを指定すれば、データを自動的にアナログ伝送端子に設定します。
 「時計出力計器」を使用するときは、拡張タグを定義し、タグのタイプとして「時計計器(TCO)」を割付ける必要があります。さらにタグ定義項目の設定により、上記の3種類のうちのどの「時計出力計器」であるかを決めます。タグ定義項目については、表1を参照してください。「時計出力計器」フェースの概要を図1に示します。
 「時計出力計器」を使うことによって、たとえば次のような処理が可能になります。
(1)日単位の積算値を得たい場合、毎日、特定の時刻にカード上の積算値をリセットすること。したがって、外部の時計は不要になり、日報締め時刻との同期もとれるようになります。
(2)時間単位の積算値を得たい場合に、毎正時に、カード上の積算値をリセットすること。
(3)アナログ伝送端子に送られてきた「月日、時分、日、曜日」を上下限ブロックを使用して比較することにより、任意の日付や曜日、時刻にカード側で特定の処理を実行すること。
 WindowsNT版の監視・操作ソフトについては、これ以外にもいろいろな改善を予定しています。それらについては、今後、本欄で順次ご紹介します。           ■

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