1998年10月号 | |||||
ホットライン日記 | |||||
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Q 開度設定信号がDC4~20mAのコントロールバルブによって開度調整を行うことを検討しています。5ポイント(0%、20%、40%、60%、80%、100%)の開度設定信号を発生する変換器はないでしょうか。 A エム・システム技研の接点加算器(形式:30DA)をご使用ください。30DAは、10個(1ch~10ch)までの接点入力信号にそれぞれ任意の“重み”付けを行って加算することにより、アナログ信号として出力します。1chの“重み”を0%に、2ch~6chの“重み”を20%に設定した場合には、次の出力信号が得られ、これをコントロールバルブの設定信号とすることができます。 (1)1ch ON、2~6ch OFF: 0%(DC4.0mA)出力 (2)1ch、2ch ON、3~6ch OFF: 20%(DC7.2mA)出力 (3)1~6ch ON:100%(DC20mA)出力 (4)2~6chのうちn個(n=1~5)のチャンネルがON:0~20×n%(DC4~20mA) 出力 Q 工場内の熱交換機設備の特性解析のためにエム・システム技研のエムシスレコーダの採用を検討しています。行きと戻りの流量信号と温度信号によってカロリー演算を行い、パソコンに入力し、流量2点、温度2点、カロリー1点の計5点を記録するとともに、表計算用データに変換したいと考えています。また、瞬時値を監視し、温度、流量信号それぞれの上限警報も外部接点出力として必要です。演算器、警報接点出力ユニットおよびパソコンへの入力機器を省スペースでまとめる方法はないでしょうか。 A MsysNetリモート入出力ユニット(形式:SML-□□-□)によってアナログ、接点両信号の入出力と各種演算を行い、通信レベル変換器(形式:LK1-7-K)を経由することによってパソコンをレコーダとして使用するとともに解析用データを得る方法が良いと思います(図2参照)。 使用機器:SML-G3-K(Ai8点) 1台、SML-C8-K(Do8点) 1台、LK1-7-K 1台、記録計用ソフトウェアMSRSおよび設定用ツール(ビルダーソフトSFE、プログラミングユニットPU-2A、RS-232-Cレベル変換器COP2)。 Q 現場に設置されているバルブの開度を、事務所で監視することを検討しています。1対のCVVケーブルを現場と事務所の間に敷設するだけで、上上限、上限、下限、下下限の4点の警報接点信号を得る方法はないでしょうか。 A 2線式ポジション発信器(形式:VOS2-R)をお使いになると目的を達成できます。VOS2-Rは位置や角度を、それに比例したDC4~20mAの出力信号に変換して伝送できます。2線式であり、現場と事務所の間は2本の導線を用いて配線します(図3参照)。 現場側:2線式ポジション発信器(形式:VOS2-R)、事務所側:ディストリビュータリミッタラーム(形式:ALDY)と直流入力リミッタラーム(形式:ALV)。 *エムシスレコーダは商標登録出願中、MsysNetおよびリミッタラームは、エム・システム技研の登録商標です。 |
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