1998年6月号 | |||||
ホットライン日記 | |||||
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Q A社のPLCにポンプの動作信号を取り込んでいます。このポンプの稼働状態を記録したいのですが、良い方法はありませんか。なお、取り込み点数は6~8点です。 A エムシスレコーダ(ソフトウェア 形式:MSRS)とMsysNet製品のPLCインタフェース(形式:SMDL)を使用する、図1の構成をおすすめします。なお、表1に各社PLCと接続可能なSMDLの対応形式示します。 Q 炉内の温度監視をしたいのですが、測定箇所によって温度にばらつきがあります。そこで、炉の熱源である5箇所を選定し、それぞれの温度とそれらすべてを平均した値を得たいと考えています。しかも、5箇所の熱源は個別に制御したいのですが、何か良い方法はないでしょうか。 A 炉内各点の温度を熱電対とカップル変換器(形式:TCS)で電気信号に変換し、3入力デジタル式演算器(形式:JFK)2台に取り込み、演算することによって平均値を得る、図2の方式をおすすめします。5箇所の熱源の個別の制御は、それぞれワンループコントローラ(形式:ABA)を使用して、制御信号を熱源装置に対して供給すれば良いでしょう。 Q 既設装置では、2線式レベル計発信器を使用していたため、電源供給機能をもつディストリビュータを使用していましたが、今回、レベル計発信器を電源供給付きのものに取替えたため、DC4~20mAがそのまま出てくるようになりました。つまり、既設のディストリビュータが不要になったのですが、取り除くのが大変です。何か良い対策はないでしょうか。 A 直流入力変換器(形式:BVまたはBVS)を使用すれば、容易に対処できます(図3参照)。BVおよびBVSは、各種直流電圧または電流信号を入力とする、2線式直流入力変換器だからです。 Q アイソレータで、出力側の回路がオープン(配線切れなど)になったことを、入力側で検知できる製品はありませんか。 A 入力・出力信号がともにDC4~20mAで、コネクタ接続によるラック収納形DCS用変換器の制御出力アイソレータ(形式:18YC/18KYC/11YSC)があります(図4参照)。このアイソレータは、出力回路に出力端開放検出回路があり、開放を検知したときに、入力信号ラインを開放し、入力電流を0mAにする機能をもっています。 *MsysNetは、エム・システム技研の登録商標、エムシスレコーダは商標登録出願中です。 |
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