エムエスツデー 2016年1月号

Products Review
こんなところで活躍している!
データマル®の納入事例 その8
納入例1 ビルメンテナンス
納入例2 配水池
納入例3 工場内変電所
納入例4 スプリンクラー
納入例1 適用分類【対象:ビルメンテナンス】【用途:異常通報】
ビルメンテナンス
ビルの異常通報
■2棟のビル間で相互に警報を監視する用途で、データマルとデータマル®を組合せたI/Oマッピング機能*1を利用します。
■ビルAにデータマル®を設置、ビルBにもデータマル®を設置します。ビルAのデータマル®が警報を検知すると、I/OマッピングでビルBのデータマル®へ接点信号を出力します。また、逆にビルBの警報をビルAにも出力します。
■日本無線(株)製25GHz帯小電力データ通信装置を組合せることで、ビル間の長距離通信を行います。
Webカメラを設置して、画像による監視も同時に行えます。
■パソコンのブラウザソフトを使い、Webカメラの画像とデータマル®のWeb画面を同時に監視できます。
*1 I/Oマッピング機能については『エムエスツデー』誌2015年4月号「新機能①・②搭載でさらにパワーアップ データマル タイプD 新登場!」をご参照ください。
納入例2 適用分類【対象:上水道】【用途:遠隔監視操作】
配水池
配水池の監視
■ポンプ場と配水池の間の信号伝送をFOMA回線を利用して専用回線テレメータと同等に行います。
■HSP-Assist同士でIPsec*3を利用したVPN*4通信を行いますから、高セキュリティな通信ネットワークが確保されます。
■配水池の水位や残留塩素濃度など必要なデータを伝送すると同時に、データマル®本体のSDカードにデータを記録します。
■VPN通信と同時にEメール通報も行えます。水位が異常低下したときに施設管理者へ通報します。
*3 IPsec(Security Architecture for Internet Protocol、アイピーセック)は、暗号技術を用いて、IP パケット単位でデータの改ざん防止や秘匿機能を提供するプロトコルです。 *4 VPN(Virtual Private Network、バーチャルプライベートネットワーク)は、通信事業者の公衆回線を経由して構築された仮想的な組織内ネットワークです。また、そのようなネットワークを構築できる通信サービスです。企業内ネットワークの拠点間接続などに使われ、あたかも自社ネットワーク内部の通信のように遠隔地の拠点との通信が行えます。
納入例3 適用分類【対象:エネルギー監視】【用途:メンテナンスの省力化】
工場内変電所
工場内の電力監視
■工場内にある変電所の電力量のデータ収集にデータマル®と920MHz帯無線ワイヤレスモニタリングシステム「くにまる」を使用します。
■電力の測定は「リモートI/O R3-WTU」で行い、測定した電力、電流、電力量を、データマル®のModbus/TCP通信で収集しWeb画面に表示します。
■「くにまる」親機 IB10W2の無線LANアクセスポイント機能を利用して、スマートフォンからデータマル®の監視ができます。
■データマル®がFTPサーバとなり、データマル®本体のSDカードの中に保存されている各変電所の電力量データ(CSVファイル)を担当者がPCで収集します。
納入例4 適用分類【対象:スプリンクラー】【用途:予知・予防保全】
スプリンクラー
スプリンクラーの監視
■スプリンクラーによる芝生への自動散水とスマートフォンでの手動操作を行うためデータマル®を使用します。
■データマル®の新機能である時計(時間)データをアナログチャネルに割りつけ警報出力機能を利用して、1日1回一定時間の散水を行います。
■Wi-Fiと組合せて、スマートフォンから好きなときにスプリンクラーを操作して散水することもできます。
■無人のためスプリンクラーの操作履歴が分かるように、データマル®SDカードの中にイベントログを記録しておくことで、後に散水の回数と時間を確認することができます。
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