エムエスツデー 2019年7月号

Products Review
ビルの空調設備、照明設備を予定されたとおりに
自動的にオンオフするスケジュール機能を新設しました。
高機能タイプWebロガー2 登場!(形式:DL30-G)
スケジュール機能で、こんなことが実現します!
スケジュール機能とは、あらかじめ登録したスケジュールにしたがって機器や装置の起動、停止を行う機能です。例えば始業前に予冷運転を行い、休憩時間は強制停止などを自動的に行います。
スケジュールとしては、起動・停止パターンを週単位で登録でき、祝日などがある場合でも簡単にパターンを変更できます。
DL30-Gは、ロギング点数の倍増と
スケジュール機能の新設をした高機能タイプです。
ご好評をいただいてる現場設置形データロガーWebロガー2に高機能タイプ(形式:DL30-G)が登場しました。帳票やロギング対象チャネル数、メールフォーム数などを倍増したほか、スケジュール機能を新設しました。
スケジュール機能までついて、
ビルの監視システムが16万円(*1)で実現します。
中小規模のビル監視システムには、コストパフォーマンスの高いWebロガー2(形式:DL30-G)が最適のソリューションを提供します。アプリケーションごとに監視システムを構築すると、作成工費が高価なものになってしまいます。かといってSCADAを用いると、オーバースペックになってしまいます。Webロガー2を使うと中小規模ビルのオートメーションが16万円(*1)で実現します。
各部の名称
入力点数を2倍にしました!
遠隔監視機能
現場の状態がリアルタイムで見える各種Web画面情報を生成します。トレンド画面、データ画面、イベント画面、帳票画面などを標準で用意しました。ユーザー定義画面も作れます(専用ビルダで簡単作成(*2))監視だけでなく、遠隔操作もできます。
トレンド画面
メール通報機能
現場データが異常値になった場合や、機器が運転停止した場合などに、自動的にメール通報します。「設定画面」の「メール通報」の中にある「通報カレンダ」の設定で平日や休日、就業時間中や時間外などを自由に指定できます。
自動帳票作成機能
収録したデータから日報/月報/年報を自動作成します。記録した帳票はCSVファイルとしてアップロードしたり、メールに添付したりして、Web画面から監視できます。
帳票画面
ロギング機能
現場の測定値やイベントデータを大容量メモリに収録し、併せてSDカードに転送して記録します。
ロギング画面
取込み点数 2倍
Modbus通信やSLMP通信で取込みます。
アナログ入力 | Ai:64点 → 128点 |
---|---|
デジタル入力 | Di:128点 → 256点 |
パルス入力 | Pi:64点 → 128点 |
アナログ出力 | Ao:64点 |
デジタル出力 | Do:128点 |
デジタル出力グループ(*3) | GDo:32グループ(1グループ/32点) 新規追加 |
アナログ演算値 | MA:256点 |
デジタル演算値 | MD:256点 |
ビルの管理に不可欠なスケジュール機能を新設しました!
スケジュール機能の特長
- Web画面から開始・終了時刻、機器登録、各種のメンテナンスが行えます。
- デジタル出力グループ(GDo)(*3)チャネル機能を使って、デジタル出力(Do)、デジタル演算値(MD)を一括して操作できます。
- 外部からの接点入力を使って、スケジュール機能による出力を一括でOFFにできます。
- 年月日を指定して、特別日のパターンを登録できます。
スケジュール監視画面
スケジュール設定画面
(*1)エンジニアリング費、工事費は含みません。
(*2)DL30-G用のWebロガー2用ユーザー定義画面作成ソフトウェア(形式:DL30 Web Designer)に
ついてはホットラインまでお問合せください。
(*3)デジタル出力グループ(GDo)とは、デジタル出力チャネル(Do、MD)をグループ化した
仮想チャネルです(DL30-Gのみ)。