エムエスツデー 2015年4月号

Products Review
こんなところで活躍している!
データマル®の納入事例 その5
納入例1 観光ホテル
納入例2 コンプレッサ
納入例3 エンジン
納入例4 調味料
納入例1 適用分類【対象:ビル管理】【用途:運用管理】
観光ホテル
観光ホテルの電力監視
■ホテル内の各種動力負荷の電力監視を行い、データマル®にデータを記録します。データマル®の設置場所となる受電設備は屋外にあるため、FOMA回線を利用しています
■電力の測定には、リモートI/O R3シリーズの電力マルチカード(形式:R3-WTU)を、また回路数が少ない場合にはリモートI/O R7シリーズの電力マルチユニット(形式:R7EWTU)を使用しています。
■R3-WTUやR7EWTUで測定した電力、電流、電力量をデータマル®のModbus/TCP通信で収集し、Web画面に表示します。
■データマル®のFTPクライアント機能でホテルの事務所に設置されたパソコン(FTPサーバ)へ、定期的にデータ(CSVファイル)を転送し、保存しています。
*1 別途mopera Uとの契約が必要です。
納入例2 適用分類【対象:装置・機械】【用途:予防保全】
コンプレッサ
コンプレッサのメンテナンス
■コンプレッサは、一旦稼働開始すると24時間365日稼動します。定期点検時に適切なメンテナンスを実施することによって、安定した性能を維持することができます。コンプレッサの各種データ収集にデータマル®を使用し、定期点検でデータマル®のSDカードに記録されたCSVファイルのデータを利用して、異常がないかをチェックします。
■電動機電流、冷却水温度、空気圧力、給油圧力などのデータを記録し、トラブルが発生する前に予防保全ができます。
■モバイルルータと組合せて設置すると、温度や圧力が正常限界値を超えたときに携帯電話回線を利用して、Eメールを発報し、担当者へ通報を行います。
■Wi-Fiアクセスポイントと組合せて、タブレットで監視します。
*1 別途mopera Uとの契約が必要です。
納入例3 適用分類【対象:装置・機械】【用途:運用管理】
エンジン
排水用エンジンポンプの保守管理
■エンジンポンプとは、動力に内燃機関を利用するポンプのことです。電動モータと違い、台風などの災害時に電力会社からの電力供給がなくなっても動くため、増水した河川の雨水などを排水し続けることができます。設備の保守管理を目的として、エンジンポンプ制御盤にデータマル®を設置します。
■設備の運転情報として、データマル®にエンジンの圧力や温度、回転数などの計測信号を入力します。
■VPN(バーチャルプライベートネットワーク)を構築して外部からのアクセスを遮断し、セキュリティを確保しています。
■定期点検時に、データマル®に保存されたデータをSDカードで回収し、各種測定値が正常かどうかチェックします。
納入例4 適用分類【対象:工場生産ライン】【用途:保守/運用管理(残量管理)】
調味料
調味料の原料の残量監視
■調味料の製造に必要な原料の残量監視をデータマル®で行います。原料貯蔵タンクの残量が少なくなってきたら管理者へEメールで通報します。そのため、タンク内の原料がなくなる前に余裕をもってメーカーへ発注することができます。
■データマル®のWeb画面では原料の残量をトレンドグラフで表示できるため、需要を予測することもできます。
■データマル®がFTPサーバとなり、データマル®本体のSDカードの中に保存されている原料貯蔵タンクの原料の残量をロギングしたデータ(CSVファイル)を資材部の担当者が社内LAN経由でPCから収集をします。
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