第2回 ネットワーク機器 組合せ体験レポート
モバイルルータを利用してスマートフォンにメール通報
データマル®からLTE対応モバイルルータを介してメール通報を行ってみた!このコーナーでは、ネットワークを使って当社の製品同士、あるいは当社製品と他社製品と組合せて通信を行うための配線や設定方法などを具体的に紹介します。 今回紹介しました設定の詳細は、当社Webサイトの「よくあるご質問(FAQ)」に掲載しています。

今回の体験レポート
今回レポートさせていただくのは、移動体通信用のモバイルルータとデータマルを組合せるアプリケーションです。
電話回線が敷設されていない山間部や設置期間が限られる工事現場、お客様の工場や敷地内に設置された装置の状態を常時監視・通報する監視装置などで、データマル(形式:DL8)やWebロガー2(形式:DL30)とモバイルルータの組合せはよくご利用いただきます。
そこでデータマルキットとLTE対応モバイルルータを組合せ、接点1点をデータマルに入力し、その接点に割付けられたメッセージがメールでスマートフォンに届くまでの設定を体験しました。
ご準備いただくもの
●データマルキット(形式:DL8KITB)
●データマルコンフィギュレータソフトウェア(形式:DLCFG)(当社Webサイトから無料でダウンロードできます。)
●コンフィギュレータ接続ケーブル(形式:COP-US)
●設定用PC(データマルコンフィギュレータソフトウェアをインストール済みのもの)
●データマル用にGmailのアカウントを取得
●Gmailを受信できるパソコンまたはスマートフォン(今回はスマートフォンを使用します。)
●モバイルルータ
(今回は株式会社 iND製 形式:L2X Assist-MS-1を使用します。通信会社はNTTドコモです。)

データマルキットの接点入力がオンになると、メールを通報するために必要な設定をご紹介します。
データマルキット(メール通報機能付)とは?
データマルキット(形式:DL8KITB)は、無線LANルータを介してデータマルとスマートフォンなどのモバイル機器との間で通信を行う、PRや実習用の模擬キットです。操作ボックスからアナログ信号2点の入力、接点信号各1点の入出力を行います。

モバイルルータとは?
モバイルとは移動可能であることを意味し、ルータはネットワークに接続するための機器であることを意味します。
LTE対応モバイルルータは端末(データマル)をLTE通信を介してインターネットに接続する、移動可能なルータです。
今回使用するモバイルルータは、株式会社 iND製 形式:L2X Assist-MS-1です。

データマルの設定(*1)
データマルコンフィギュレータソフトウェア(形式:DLCFG)を当社Webサイトからダウンロードします。
(*1) ご紹介したほかにも設定が必要な項目があります。 設定はコンフィギュレータソフトウェアのマニュアルに従って進めてください。





