第3回 ネットワーク機器 組合せ体験レポート
SLMP通信を利用して
Webロガー2で三菱電機製PLC間のアナログ信号データをロギングしてみた!このコーナーでは、ネットワークを使って当社の製品同士、あるいは当社製品と他社製品と組合せて通信を行うための配線や設定方法などを具体的に紹介します。 今回紹介しました設定の詳細は、当社Webサイトの「よくあるご質問(FAQ)」に掲載しています。

今回の体験レポート
SLMP(Seamless Message Protocol)通信は、CC-Link IE対応機器とEthernet機器間でシームレスに通信できるプロトコルです。 今回はこのSLMP通信でPLC内のアナログ信号のデータを読込み、Webロガー2(形式:DL30)でロギングしてみるアプリケーションです。
ご準備いただくもの
●三菱電機製PLC
・MELSEC iQ-Rシリーズ
・MELSEC iQ-Fシリーズ
・MELSEC Qシリーズ
●Webロガー2(形式:DL30)
●PoEハブ(機種指定 なし)
●WindowsPC(複数台でも可)
●三菱電機製PLC設計ソフト GX Works2またはGX Works3(本稿ではGX Works2を使って説明します)
●Webロガー2用コンフィギュレータソフトウェア(形式:DL30GCFG)(当社Webサイトから無料でダウンロードできます)
●LANケーブル(機種指定なし)ストレート、Cat6以上推奨
最低3本必要

GX Works2でCPUユニットを設定
三菱電機製PLC設計ソフト GX Works2 を使ってPLC CPUユニットの「IPアドレス設定」と「オープン設定」を行います。



DL30の設定
Webロガー2用コンフィギュレータソフトウェア (形式:DL30GCFG)を当社Webサイトからダウンロードします。

パソコンとWebロガー2(形式:DL30)をUSBケーブルで接続して、DL30がPLCと接続するための通信設定と測定値を取得するためのチャネル登録などをDL30GCFGで行います。



設定には、ご紹介したほかにも設定が必要な項目があります。
設定はコンフィギュレータソフトウェアのマニュアルに従って進めてください。
商標について:MELSEC、GX Works2、GX Works3、SLMP は三菱電機株式会社の登録商標です。