こんなところで活躍しています!
エムジー製品のアプリケーション紹介 vol.4


事例01
温泉設備管理の見える化をIoT用端末データマル®がお手伝いしています。

温泉旅館では毎日2回、決まった時間に従業員が温泉設備を巡回して、お湯の温度を計測・記録していましたが、接客中に定刻が過ぎてしまったり、女湯は女性従業員しか対応できないなど、不便なことがありました。
そこでIoT用端末 データマルを設置して自動計測・記録を行うことで、「見て回り手書きメンテナンス」からの脱皮を実現しました。その結果、従業員がお客様と接する時間を増やすことができました。
また、ボイラ設備や濾過機ポンプの運転状態や振動を常時監視することで、予知・予防保全が可能になり、予期せぬ故障で温泉に入ることを楽しみにしているお客様にご迷惑をおかけする心配も減りました。

温泉設備管理の見える化をIoT用端末データマルがお手伝いしています。

(*1)FTP(File Transfer Protocol)はサーバとクライアント間で、ファイルを送受信する通信の決まりごとです。

フィールドロガー データマル DL8シリーズ フィールドロガー データマル DL8シリーズ

事例02
自動車車体の塗装工程での使用電力削減に向けて詳細な電力データ収集を実現できました。

自動車車体の塗装工程では、クレーン動作、電解槽での通電、乾燥など複数の工程があり、全体の使用電力見直しには各工程での使用電力の実情を把握する必要がありました。 そこで現場の装置のスキマに設置可能な超小形の電力マルチ変換器(形式:M5XWTU)を使用して各工程の電力を測定し、オープンネットワーク経由で上位PLCにてデータ収集を行うことになりました。
また塗装工程では重要な温度・流量監視に、チャネル間絶縁付で多チャネル形のリモートI/O R3シリーズも採用され、トータルな監視システムを実現することができました。
今後は収集した詳細電力データを分析して、大きな効果が見込まれる工程から電力削減に着手していく計画です。

自動車車体の塗装工程での使用電力削減に向けて詳細な電力データ収集を実現できました。
超小形端子台形 電力マルチ変換器 M50EXWTU M50XWTU M5XWTU M5XWT 超小形端子台形 電力マルチ変換器

事例03
排水設備更新工事の仮設監視にパソコンで簡単に監視ができるPCレコーダが採用されました。

排水設備の更新予定のため、工事中の数か月間水質監視ができなくなります。最低限の監視継続は必要でしたが、新システムが本稼働すればDCSに組込まれる予定で、大きな投資はできません。そこで、センサを仮設して、パソコンで監視ができるPCレコーダ(形式:R7K4GUS-G16D4)を提案し、ご採用いただきました。
PCレコーダはUSB Type-Cケーブルでパソコンに接続すれば電源が不要で簡単に設置でき、トレンド画面で過去の状況を確認する以外にも、日報・月報・年報やアラームなどの新着イベントを見ることもできます。
パソコンで監視するPCレコーダは、トラブルの解析や装置の立上げなどに便利です。

排水設備更新工事の仮設監視にパソコンで簡単に監視ができるPCレコーダが採用されました。

事例04
抄紙機の設備監視システムに信号変換器を1台ずつ交換できるメリットでM2BCが採用されました。

トレーサビリティと品質向上の目的で、抄紙機の設備監視システムを導入する計画がありましたが、当初導入予定であった入力装置は、複数チャネルが1つのハウジングに入っている構造であったため、1チャネル故障した場合でも、ほかのチャネルを止めなければならない点を懸念されていました。マルチアナログ伝送器(形式:M2BC)は、1チャネルごとに変換器が独立しており、故障が発生した場合でも、ほかのチャネルに影響を与えることなく交換できる構造が評価され、ご採用いただきました。

抄紙機の設備監視システムに信号変換器を1台ずつ交換できるメリットでM2BCが採用されました。
マルチアナログ伝送器 マルチアナログ伝送器 みにまる