アプリ事例集
こんなところで活躍しています!
エムジー製品のアプリケーション紹介 vol.5
事例01
無線機器を搭載した無人搬送車(AGV)を遠隔監視・操作して、部品の搬送作業を効率化できました。
ある工場では、広い倉庫スペースでピッキングが完了した部品を指定の部品集積ポイントに搬送する作業に時間と人手がかかっていました。
そこで920MHz帯特定小電力無線を利用した積層形表示灯くにまるパトレイバーを無人搬送車(AGV)に取付け、Webロガー2でAGVの行先指定や走行スタートなどの遠隔操作ができるようにしました。
作業者は、部品のピッキングが済むとスマホやタブレットからAGVを呼出し、行先も指定できます。また、遠隔で監視・操作ができるようになったことで、1台のAGVを複数人で共有して使えるようになりました。
事例02
データセンターの電力監視システムに多チャネル組合せ自由形リモートI/O R3シリーズが採用されました。
生成AIの急成長などによりデータセンターの消費電力が急増するなか、サーバ室をはじめとするビル内の温度・湿度・電流・電圧などを監視するエネルギーマネジメントシステムの重要度が増しています。
あるデータセンターでは今後更なる省エネを実現するため、分電盤やサーバラックなど細かな単位での電力消費量を監視することになり、多点数の信号を取込めるリモートI/O R3シリーズが採用されました。
その結果、詳細な電力消費量の「見える化」によりエネルギー効率の把握・分析が容易になりました。
将来は、サーバの負荷電流を監視して、保全に役立てる計画も検討されています。
事例03
テレメータ更新の際にノイズに強い光ケーブルへ変更することになりIPコンバータが採用されました。
多くの鉄道会社では、離れた設備間に自営線を敷設してテレメータ D5シリーズで信号の送受信を行っていましたが、設備更新の際に、ケーブルの劣化によるノイズの影響を受けにくい光ケーブルに変更する計画となりました。 そこで、それまで使用していたD5シリーズの通信カードを更新し、IPコンバータ(形式:DT8-1) を追加することにより、光ケーブルの構成に対応することができました。結果として、予備品の購入や図面変更も最小限で更新することができました。
事例04
下水処理場のPAC注入制御にシングルループコントローラ SCシリーズが採用されました。
ある下水処理場でPAC(ポリ塩化アルミニウム)の注入を自動で行うことになりました。それまでは処理水を採取して濁度を測り、PACを注入するポンプの回転数を手動で設定していました。この作業を自動で行うため、シングルループコントローラ SCシリーズが4台採用になりました。
Ethernet通信を使ってSCADAで一括監視できることや、むだ時間などの演算機能が豊富であることが評価されました。