第9回 ネットワーク機器 組合せ体験レポート
電力用 リモートGP®に電力マルチ変換器を接続してみた!
このコーナーでは、ネットワークを使って当社の製品同士、あるいは当社製品と他社製品と組合せて通信を行うための配線や設定方法などを具体的にご紹介します。
今回ご紹介する設定の詳細は、当社Webサイトの「よくあるご質問(FAQ)」に掲載しています。
今回の体験レポート
電力用 リモートGP(形式:RGP30-W)に電力マルチ変換器(形式:M50EXWTU)を接続するまでの手順をレポートします。

RGP30-Wの特長
- 各現場の目的にあった最適なディスプレイが選べる表示部をもたない表示器です
- 当社の電力測定機器からの情報を、電力モニタリング画面や各種帳票として分かりやすく表示します
- 簡易Webサーバを搭載しているので、外部からネットワーク経由でRGP30-Wに接続し、画面を表示できます
- Modbus/TCP通信、SLMP通信でPLCに接続できます
ご準備いただくもの
- 電力用 リモートGP 形式:RGP30-W-R
- 電力マルチ変換器 形式:M50EXWTU-223-AD4
- Ethernet/RS-485変換器 形式:GR8-EM-S-M2
- USBマウス
- USBキーボード
- HDMIケーブル
- HDMI接続が可能なディスプレイ(液晶モニタ等)
- SDカード(当社指定品)
- LANケーブル×2本
- 24V DC電源
- 配線材料一式
RGP30-Wの設定
RGP30-WのHDMIコネクタにはHDMIケーブルで液晶モニタを接続し、USBコネクタにはUSBマウスとUSBキーボードを接続して24V DC電源を投入します。RGP30-Wの初期設定や設定変更を行う際には、電源投入後、ログインが必要になります。
1RGP30-Wの設定画面からM50EXWTUを登録
RGP30-Wの設定画面を開いてM50EXWTUを登録します。RGP30-WのIPアドレスが初期設定の192.168.0.1 の場合、Webブラウザソフトを起動してアドレスバーに「http://192.168.0.1/PW/cfg/config.html」と入力すると、設定画面が表示されます。ループバックアドレス「127.0.0.1」を使用しての接続も可能です。
RGP30-W本体にはInternet Explorer 11がインストールされています。ただし、Internet Explorer 11はプログラムの更新が終了しており、セキュリティ上の問題があり利用は推奨しません。安全にご利用いただくため、以下のいずれかのブラウザをインストールしてご使用ください。
・Microsoft Edge ・Google Chrome ・Firefox
上記 設定画面の❶接続機器 Tを参照
【接続機器T】にM50EXWTUを登録します。
電力測定機器は、T[0]~T[63]まで、最大64台を登録することができます。
ここでは、T[0]にM50EXWTUを登録します。
上記 設定画面の❷回路 Cを参照
【回路C】にM50EXWTUの測定対象の回路を登録します。
RGP30-Wでは、C[0]~C[127]まで、最大128回路を登録することができます。ここでは、C[0]にM50EXWTUの回路A~回路Dを登録します。
● 回路Aの登録
上記 設定画面の❸セクション Sを参照
【セクションS】の名称を登録します。RGP30-Wと接続する電力測定機器(接続機器)の回路が所属するセクションの設定を行います。最大128 セクション(S0~S127)を設定することができます。
回路の登録で指定した S[0] のセクションの名称を8文字以内で設定します。グラフ色も選ぶことができます。
上記 設定画面の❹一般設定を参照
【一般設定】で装置名称、時限などを設定します。「時限(日単位)」は、帳票の積算電力量を差分する時間単位となります。
2設定の書込み
上記 設定画面の❺Updateを参照
ひと通り設定が終了したら、RGP30-Wに設定を書込みます。設定画面の右上にあるUpdateをクリックします。
画面に「Success」が表示されたら、書込み完了です。
3現在値の確認
上記 設定画面の❻セクションを参照
設定画面の左メニューにあるセクションをクリックします。
先ほどS0に登録したM50EXWTUの電力諸要素(有効電力、無効電力、皮相電力、電圧、電流、力率、周波数)の値が表示されます。
設定には、ご紹介したほかにも設定が必要な項目があります。設定は製品とコンフィギュレータソフトウェアのマニュアルに従って進めてください。