アプリ事例集
こんなところで活躍しています!
エムジー製品のアプリケーション紹介 vol.7

事例01
高温環境の鋳造現場での遠隔監視に無線を利用することで配線工事が不要になり線の劣化・断線の心配もなくなりました。

鋳造現場では、鋳造品に鋳巣(*1)が発生して不良品になることを防ぐため、溶鉱炉で溶かした金属の温度管理が非常に重要です。そのため作業エリアから見える場所に大形の表示器を設置し、高温エリアを挟んで反対側にある制御盤から信号を取込んで鋳湯温度を表示するようにしたのですが、高温ですぐに信号線の劣化が進み、断線してしまいます。そこで、920MHz帯マルチホップ無線機器 くにまる®を利用して、温調計の信号を伝送することにしました。無線にすることで配線工事が不要になり、高温による線の劣化・断線の心配もなくなりました。

(*1)鋳物内部に存在する空洞のこと

高温環境の鋳造現場での遠隔監視に無線を利用することで配線工事が不要になり線の劣化・断線の心配もなくなりました

鋳造現場

事例02
製造装置のモータ消費電流計測にコンパクトで開線工事が不要なクランプ式CT変換器が採用されました。

フィルム製造装置の傾向管理・故障診断のため、巻取り部モータの消費電流監視をご検討されていました。上位IoTシステムの無線端末には、消費電流値を4~20mAで入力する必要があり、装置内の限られたスペースに取付けられるコンパクトな信号変換器をお探しになっていました。そこで、奥行41mmの端子台形CT変換器(形式:M5CTC)と幅7.5mmの超薄形CT変換器(形式:M6NCTC)をご提案し、それぞれ設置スペースに合わせて採用されました。変換器の入力としてクランプ式交流電流センサに対応しており、開線工事が不要でワンタッチで取付けられることも評価されました。

製造装置のモータ消費電流計測にコンパクトで開線工事が不要なクランプ式CT変換器が採用されました。

フィルム製造装置

事例03
日報・月報や異常通報もできるWebロガー2で古くなった記録計を更新できました。

排水処理設備の水質管理用に設置されている記録計の更新を予定されていましたが、工場内の遠く離れた場所にあり、また予算が限られていてお困りでした。そこで、既設のWebロガー2(形式:DL30)にリモートI/O R3シリーズを追加して、Ethernet経由で信号を取込むご提案をし採用されました。Webロガー2を使用することで、トレンド画面のほかに、日報・月報・年報の自動作成や異常時のメール通報もできるようになりました。

日報・月報や異常通報もできるWebロガー2で古くなった記録計を更新できました。

Webロガー2(形式:DL30)

事例04
2027年問題対策として、既設照明灯具をそのまま使えるLS1200が導入されました。

2027年末の直管形蛍光灯製造禁止に備え、工場の照明器具のLED化をご計画されていましたが、工事と費用の観点から、既設照明器具をそのまま使える工事不要のLS1200が採用されました。まだLED化できていない箇所も段階的に導入される予定です。

2027年までに一般照明用の蛍光ランプの製造・輸出入は禁止されます

万能直管LED(*2、3)ライトシリーズなら蛍光灯からLEDに交換するだけ!

万能直管LED

1本ずつ、部屋ごとに取替えるだけで、省エネが始まります(*4)

グロー方式でも、ラピッド方式でも、インバータ方式でも、AC電源直結方式でもOK

グロー方式でも、ラピッド方式でも、インバータ方式でも、AC電源直結方式でもOK

(*2)万能の用語は、既設照明器具の点灯方式(グロー・ラピッド・インバータ・AC電源直結)を問わず交換可能である意味で使用しています。

(*3)LS1200-C1、LS600EX-C1はインバータ方式に対応しておりません。

(*4)2灯式の場合は2本ずつ交換してください。

・ 対応器具であっても一部点灯しない場合があります。器具の形状によっては装着できない場合があります。

・ 2灯式の場合は2本ずつ交換してください。